2015.10.27

今日はタモ材づくし。テーブルから本棚まで使い勝手のよい木材です。【No.1353】

ソリウッドのWebサイトに掲載している納品事例を更新しました。我々のスタッフが納品した際には、納品時に写真を撮らせて頂いています。納品事例の写真は、Webサイトを訪れた方にどんなテーブルや棚、椅子の樹種とファブリックの組みあわせなど参考になると思います。納品したお客様も参考にして頂いたせいなのか、快く応じてくれます。とっても有難い話です。ありがとうございます。

1番最近に納品したのは、タモ材のダイニングテーブルです。

151027_1.jpg
吉祥寺ショールームに展示してあったタモ材の天板に、新たに脚を製作して納品しました。タモ材は無垢材家具によく使われている木材です。無垢家具のオーソドックスな素材といって問題ないと思います。色や木目もいわゆる木と言われて想像するイメージにとても近いと思います。タモは日本にも生えている木ですが、無垢材家具に使われているのはロシア産のタモ材が多いです。国産のタモ材もなくはないですが、たまにしか見掛けません。ロシア産のタモ材は品質が安定していて、良質なものが手に入ります。そういう意味でもとても使い勝手のよい木材です。しかし、近年はロシアの関税政策等の影響で輸出量が大幅に減っています。そのため、価格上昇、良質な材の入手困難など様々な問題が生じて、状況が変化しています。しばらくはこの状況が続きそうなので、段々と使い勝手の良い木材ではなくなっていくでしょう。それでもやはり必要な樹種なので、なんとか輸出してもらいたいものですが…

タモ材は硬さも重さも中ぐらいです。硬さは中ぐらいよりも少し硬いかもしれませんが。テーブルや棚などに最適な木材です。ソリウッドではテーブルはもちろん本棚などの棚類にも多く使用しています。

151027_2.jpg
こちらは最近納品したタモ材の本棚です。縦に長い本棚になります。上の方の奥はなにかに乗らないと本が取り出せないかもしれませんが、収容力は抜群です。サイズはお客様のご要望で製作しています。無垢材の本棚は丈夫な事が最大の売りです。もちろん見栄えもいいです。中に何も入っていないとただの箱に見えますが、本が入るとグッと格好良さが増します。

151027_3.jpg
こちらは吉祥寺ショールームに展示してあるタモ材の本棚です。どうですかね?本が入るとグッと格好良さが増しますよね?私個人の感想ですが、お客様からもそう言われることがよくあるのでたぶんそうなんだと思います。

ソリウッドでは無垢材の本棚を多数製作して、そのノウハウが蓄積されています。間口が広くなりすぎると棚板がたわんでしまうことがあるので縦に仕切りを入れた方が良いなどのノウハウがあります。まずはお客様のご要望を聞いてから、我々のノウハウと照らし合わせて最終的な構造を決定します。

壁いっぱいの棚となると搬入時の事を考えないといけません。そういう場合は分割式にします。上下左右に分割して製作をして現地でボルトでそれぞれを固定します。

151027_4.jpg
こちらが分割して製作したタモ材の本棚です。真ん中の仕切り板に穴があいているのが見えると思います。ここでボルトで固定しています。ボルトで固定しないと棚と棚の間に隙間が空いてしまうことがあります。床や壁が水平ではないためです。ボルトで固定したほうが見栄えがよくなります。

また地震などで倒れないように壁に固定することもできます。壁に穴を開けて問題無い場合はアンカーボルトを壁に打ち込んで固定するようにしています。固定方法もいろいろとありますので、壁に固定したい場合はご相談ください。

今日はタモ材のテーブルと本棚を紹介しました。特に樹種の指定が無い場合はタモ材で見積りを提出させてもらっています。(特に棚類) というわけで、タモ材のテーブルや本棚に興味を持たれた方は吉祥寺ショールームまでお越し頂くかメール等でご相談ください。

瑞木@相模湖

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
お問い合わせフォーム
Facebook Twitter Instagram Pinterest