2015.10.22

無垢材のローテーブル【No.1348】

ソリウッドの主力商品は無垢材を使用したダイニングテーブルです。ダイニングテーブルは主に食事をすることを目的にしたテーブルということになります。ソリウッドでは、標準的なダイニングテーブルの高さを７００mmとしています。この高さは、椅子の座面高が４００mm〜４２０mmの椅子と合わせると、カラダの感覚に対するストレスがなくなり、食事や家族との会話を楽しむことが出来ます。ですが、床に座って食事をしたいという方も相当数いらっしゃいます。その場合はテーブル高を３６０mm程度が望ましいと考えています。

これはよく受ける質問なのですが、「ローテーブルを製作してもらうことは出来ますか？」とよく聞かれます。答えはもちろん「YES！」です。ローテーブルを製作する際にも、ダイニングテーブルと同様に天板裏に反り止めや垂れ止めを天板裏に施しています。また、テーブル天板と脚の付け方もダイニングテーブル同様の仕様になります。要するに、ローテーブルは、ダイニングテーブル用の天板に短い脚を取り付けたものになります。店頭やウェブサイトに公開しているストレートカットテーブルの価格表の価格から１０，０００円安い価格で承っています。もちろん、オーダーで製作する耳つき天板等にも短い脚を取り付けることが可能です。

ローテーブルの高さについては、用途によって若干変わってきます。

床または薄めの座布団を敷いて座って食事をするローテーブルの高さは３６cm〜３８cmが最適だと考えます。もし、ソファーに腰掛けてコーヒーなどの飲み物を置いたり、簡単な食事をするようなことをお考えの場合は、ローテーブルの高さを４０cm〜４２cmに設定すると使いやすいと思います。

また、「子どもが小さい時は座卓として使用して、ある程度大きくなってきたら高さを高くしてダイニングテーブルにリメイクすることは可能か？」といった質問もしばしば受けます。これも答えは「YES」です。

この場合、リメイクといったおおげさなものではなく、ローテーブルの脚を新たに製作して長いダインングテーブル用の脚と交換することで実現が可能です。これは、天板と脚の付け方をプレート方式にしているため、このようなことが簡単に出来ます。プレート方式とは、脚に４〜６のボルト用の穴をあけた金属製のプレートをつけます。天板の裏にはプレートにあけられた穴と同じ間隔で鬼目ナットと言われるメスのネジを埋め込んでいます。プレートを天板裏に施したプレート用の溝にあて、ボルトで固定します。こうすることで、何回もボルトをとりはすしたりしても、ボルトが緩みません。

ローテーブルをダイニングテーブルにする際の価格は、４本脚の場合、５万円を少しオーバーするぐらいの価格になります。実際にはこの価格に送料と取付費用がかかります。お届けする際は、我々のスタッフが行ける地域でしたら、弊社スタッフがお届けし、取り替え作業が行えます。弊社のトラックが行けない地域につきましては、新たに製作した脚をお客様宅に送り、お客様自身で交換してもらう方式でお願いしています。

最後に、無垢材で製作したローテーブルの納品事例を紹介します。

こちらはウォールナット材のローテーブルです。天板の厚みが４０mmあるので、大きさはそこまで大きくありませんが存在感のあるローテーブルに仕上がっています。脚はソリウッド定番の４つのデザインの１つType Xになります。ローテーブルの場合も脚のデザインを選んで頂くことが出来ます。

こちらはメープル材のローテーブルで、高さは３２０mmとかなり低めです。お客様からの要望を受けて低めに設定しています。また、脚のデザインは、こちらもソリウッド定番のType MTとなります。

最後に紹介するのは、ウォールナット材の耳つきローテーブルです。耳がついた板を両端にもってきた４枚はぎの耳つき天板です。このような耳つきの板でもローテーブルは製作が可能です。

賢木＠吉祥寺

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