2015.10.06

耳つきテーブル天板を紹介するための動画を撮影しました。【No.1332】

吉祥寺ショールームの定休日を利用して新しい試みにチャレンジしてみました。チャレンジしたのは耳つきテーブル天板を紹介するための動画作りです。最近はスマートフォンやデジタルカメラで簡単に動画を撮影することができます。またYouTubeなどの動画投稿サイトも充実してきたので動画を簡単に楽しむ事ができるようになりました。前々から動画を作ることをやらなければならないと思いつつも先延ばしにしてしまっていました。動画撮影や動画投稿サイトへの投稿方法などにうとい事も先延ばしの要因でした。

“とりあえずやってみよう”という精神で撮影してみました。撮影機材は普段から使用しているニコンの一眼レフカメラです。ニコンのD90という機種でもうかなり古いモデルになってしまいました。しかし、このニコンD90は一眼レフカメラにはじめて動画撮影機能が搭載された機種なんです。歴史に残る銘機種での動画撮影です。すでに古いモデルなので、オートフォーカス機能がなかったり、音声マイクがモノラルだったりと現行モデルと比べるとかなり機能は劣ります。ハッキリ言うと画質も綺麗ではないです。でも、なんとか撮影できました。今後もう少し画質改善ができればよいなと思っていますが…

【ウォールナット材耳つき2枚はぎテーブル天板紹介VTR】現品販売している耳つきテーブル天板紹介VTRを作ってみました。吉祥寺ショールームに展示中のウォールナット材耳つき2枚はぎテーブル天板を紹介しています。W1650×D840mmと使いやすいサイズの天板です。

Posted by 無垢家具工房 ソリウッド・プロダクツ on 2015年10月6日

カメラの前で話しをするのは意外と難しく感じました。所々言葉に詰まる箇所がありますが、ご愛敬ということでご了承ください。この動画で紹介しているのは耳つきテーブルの最新作であるウォールナット材耳つき2枚はぎテーブルです。ソリウッドの耳つきテーブルWebサイトではW1340という商品IDをつけているテーブル天板です。

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ウォールナット材は北米大陸に生えているクルミの木です。日本やロシアに生えているクルミの木はウォールナット材に比べると色が薄いです。北米産のウォールナット材だけがこのような色の濃い茶色をしている訳です。着色をしていないのにこのような色をしている木は他にありません。なので、ウォールナット材の魅力はその色です。ウォールナットの色といっても個体差が結構あります。紫色っぽい色のものも、本当に濃い茶色をしているものなどいろいろあります。

W1340に使用した板は材木市場で仕入れた板です。同じ丸太から採れた板、数枚を同時期に仕入れました。この板は丸太のまま日本に入ってきて、日本の製材所で製材された板です。仕入れた時は製材直後なので水分がたっぷりと含まれていました。しばらく相模湖工房で天然乾燥してから、弊社の木材乾燥庫で人工乾燥させました。ソリウッドの木材乾燥庫は低温でじっくりと時間をかけて乾燥させます。そのため、木材へのダメージが少ないです。ウォールナット材も現地(アメリカ)の人工乾燥だとスチーム効果で色が濃くなると聞きます。それによりウォールナット本来の色が損なわれてしまうとも言われています。ソリウッドの木材乾燥庫はスチーム機能がある訳ではないので、ウォールナット材本来の色が損なわれてにくいと思います。

同じ丸太から製材された板は”共木”と呼ばれて色や木目が揃っていて統一感のある天板になります。このW1340は同じ丸太から採れた板を使っていますが、見た目は少し異なっています。片方は節が複数個あるため、その周辺の木目に変化があり個性的な表情をしています。もう一方の板は素直に育った優等生的雰囲気を持っています。あえて趣きが違う板を組み合わせることで自然が造り出すテクスチャーの多様性が分かる天板にしました。

気になる方は吉祥寺ショールームへお問い合わせください。

耳つきテーブルを紹介する動画はとりあえず3台分を撮影しました。随時アップしていきます。動画編集ソフトを使いこなせるようになったらテロップなどを入れてより分かりやすい動画にできたらよいなと考えています。

瑞木@相模湖

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