2015.09.26

耳つきテーブルが気になる方も明日の【無垢材テーブル選び方講座】にお越しください!【No.1322】

明日27日の14:00から吉祥寺ショールームにて【テーブル選び方講座】を開催します。月1回このような講座を開催して1年が経ちますが、熱心に話しを聞いてくれる方が大勢いて大変嬉しく思っています。話をするのは吉祥寺ショールームマネージャーの賢木@吉祥寺です。無垢材テーブルを選ぶ際にどのように考えたらよいかについて話をしています。テーブル選びに皆さんが悩まれるのは、 樹種・サイズ・塗装 です。選択の幅が多いが故に悩まれるようです。この3つのポイントについてどう考えたらよいかというヒントを話しいます。無料の講座です。押し売りもしませんので、お気軽にお越し下さい。

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新居購入を考えている方にもオススメの講座です。新居への引っ越しをきっかけに無垢材テーブルを購入される方は大変多くいらっしゃいます。皆さん、無垢材テーブルは丈夫で長持ちするから新居に引っ越す際に購入しようと考えておられます。確かに無垢材テーブルは他の木質素材(合板やフラッシュ構造など)のテーブルと比較すると価格は高くなります。しかし、無垢材テーブルは20年、30年と長い期間使って頂けます。ウレタン塗装は時間の経過とともに劣化してはがれてしまいます。が、無垢材そのもののダメージはほとんどなく、塗装をしなおせば新品同様に生まれ変わります。オイル仕上げの場合も、ご自分でのメンテナンスを継続的にしていただければ、長い期間使用することも可能です。お子様へと引き継いで使って頂くことも可能になります。そう考えれば、ある意味経済的と判断することもできるでしょう。

そして温かみのある木の質感を感じながら過ごす快適な時間を皆さんにも味わって頂きたいなと考えています。

今回のテーブル選び方講座では最後の5分ほどの時間を使って、耳つきテーブル(live edge table)について話をする予定になっています。耳つきテーブルという言葉は一般的には馴染みのない言葉ですが、家具業界では普通に通用する言葉です。パンの耳を想像してもらえれば分かりやすいでしょう。食パンは焼いたままの状態だと周りが茶色くなり堅くなります。そのままカットすれば耳つきの状態になります。でもサンドイッチにする時などは4辺の耳をカットしますよね。

丸太をそのまま製材すると樹皮がついていた部分がそのまま残ります。この樹皮がついていた部分が”耳”です。パンだと茶いろく堅くなった部分です。多くの板は製材時にこの”耳”をカットしてしまいます。しかし、幅の広い板に関しては耳がついた状態で流通される事があります。こうした板を使用してテーブルを製作すると両サイドに”耳”を残した耳つきテーブルになります。

耳つきにすると形が長方形や正方形でなくなるので、マイルドな感じになります。より個性的なテーブルという印象ですかね。
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ウォールナット材の耳つきテーブルです。お客様のご要望で背の低いテーブルに仕上げています。耳の部分は自然が造り出したラインになるので柔らかい印象になります。また、多くの材は耳の近くの部分は色が薄くなります。ウォールナット材の場合は、耳近くの部分は少し白っぽい茶色になります。この部分の色がどんな感じになるかはひとつひとつ異なります。同じウォールナットでもより白っぽかったり、ほとんど区別がつかない色であったりとまちまちです。

ソリウッドでは耳つきテーブルの製作、販売にも力を入れています。材木市場などで購入した耳つき板を自社工房で人工乾燥まで行いテーブルに仕上げています。木材の乾燥は時間とお金が掛かります。乾燥庫を動かす燃料代や電気代がけっこう掛かります。そのため、人工乾燥してある板というのは値段が高くなります。ここの部分をなるべくコストカットしようと工夫をした結果、自前の乾燥庫を可動させることで材料費を少し下げることができています。お客様に良いものを適正な価格でいう思いからこうした仕入れラインを採用しています。

より自然な雰囲気の耳つきテーブルの存在を多くの皆さまに知って頂くのも我々の使命ですので、耳つきテーブルが気になる方もぜひ明日の【無垢材テーブル選び方講座】に参加してください。

瑞木@相模湖

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