2014.12.02

濃い色代表ウォールナット材と薄い色代表メープル材のテーブルを納品しました。

先日、同じ日に2件の配達をしてきました。納品したのは、ウォールナット材のテーブルと椅子、メープル材のダイニングテーブルとリビングテーブルです。

それぞれ個別に見ていきましょう。
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ウォールナット材のストレートカットテーブルと同じくウォールナット材のMEGチェアです。脚は80mm角の脚に短い方だけ幕板がついています。基本の4種類のうち2つを組み合わせたような感じの脚です。短い方だけ幕板がつくタイプはテーパー付きの脚が基本になっていますが、角脚にすることもできます。基本の脚以外でもできるだけお客様のご要望にあった脚にすることも可能です。こんな脚できる?というのがあればお問い合わせください。

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こちらがウォールナット材のMEGチェアです。isu-worksのGシリーズの椅子になります。Gシリーズでは背にファブリックが張られているタイプはこのMEGチェアだけです。背にファブリックがあると背中の収まり具合はグッと上がります。ガッチリ背中を支えてくれるので、安定した座りを実現することが可能になります。MEGチェアの布張り座面は少しふっくら盛り上がっています。適度な柔らかさがあって、とても座りやすい座面になっています。柔らかすぎる座面は逆に疲れる原因にもなりますが、MEGチェアの座面はちょうど良い柔らかさだと思います。

isu-worksの椅子はデザイン担当の高橋三太郎さんと製作担当の山上木工さんが試作を重ねて座り心地とクラフト品としての完成度を追求した木の椅子です。仕上げの質感や細かい部分の仕上げにも手を抜かずに丁寧に作業されているのを感じられる木工品になっています。自信をもってお薦めできる木の椅子です。先日東京で開催されたIFFT(東京国際家具見本市)にも出展をして、だんだんと知名度も上がってきています。取り扱い店も増えるようです。取り扱い店舗が増えるとドンドンと人気が拡がっていくのではないでしょうか?

2件目はメープル材のダイニングテーブルとリビングテーブルの納品でした。

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こちらがダイニングテーブルです。脚は80mm角4本脚、塗装はクリアウレタン塗装です。高さが750mmと少し高めになっています。

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ダイニングテーブルと同じ仕様のリビングテーブルです。白を基調としたお部屋との相性もバッチリだと思います。テーブルも同じように白く塗られたテーブルでも良いのかも知れませんが、木の表情がそのまま出ていても問題なく部屋に溶け込むんだなと感じた納品事例になりました。

同じ日にウォールナット材テーブルとメープル材テーブルを納品して改めて感じた事がありました。木の内部の色がこんなにも違うのかということです。木を外側から見ているだけでは、内部の色を窺い知ることはできません。外見の色はだいたいどの木も同じようにも感じます。でも、内側の色は全然違う。面白いですよね。内部の色の違いは何が原因なのか詳しくは知りません。恐らく成分の違いが色に出ているとは思いますが…そこまで詳しく解説されている本に出会ったことがないんですが、この件に関しては日頃からアンテナを張っておこうと思います。

色の違いでなんとなく言える性質の違いは、粘りです。経験上、色が濃い材は粘りけが少なく比較的脆いように感じます。色が薄い材の方が個々の細胞の結びつきが強く欠けたりしにくく感じます。(テーブルとしての強度では問題ありません。)
メープル材は野球のバットとしてよく使われる材ですが、ウォールナット材のバットはほとんど見掛けた事がありません。恐らくウォールナット材のバットは使っていると折れてしまう頻度が高くなるはずです。粘りけのある木で作られたバットは折れにくく、粘りけの少ない木で作られたバットは折れやすくなると思います。

とにかく、木といっても内側の色に様々な色があるのは不思議で面白いですよね。木の奥深さを感じる点でもあります。

瑞木@相模湖

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