2021.03.20

板から作る耳つきテーブルの納品事例

ソリウッドでは木の樹皮があった部分のカタチを活かした耳つきテーブルを多数製作してきました。耳つきのテーブルは無垢材でしか製作できないテーブルですし、1つと同じカタチはありません。家族の暮らしの中心的な存在を担うダイニングテーブルとしてはこれ以上ない適した存在だと日々思っています。

ソリウッドの耳つきテーブルを手に入れる方法は、すでに完成品となって吉祥寺ショップに並んでいる(ウェブサイトに掲載されている)テーブルをそのままご購入頂く方法とサイズオーダー(国産のクルミ材もしくはクリ材の多数枚はぎの耳つきテーブル)もしくは相模湖工房にストックしている乾燥材の中からご希望の条件に合う板があった場合に写真などで提案し、ご注文いただく方法がございます。

サイズオーダーの耳つきテーブルについては、現在は国産のクルミ材かクリ材のどちらかを選んで頂き、ご希望のサイズで製作するものです。こちらは5〜8枚程度の板を使った天板で実際に使う板はお任せ頂いております。

その他オーダーで製作する耳つきテーブルは、工房で乾燥させた板の中から提案させて頂きますが、ソリウッドでは2〜3枚はぎでダイニングテーブルになる板が中心のラインナップになっています。

完成品の耳つきテーブルは木目も耳の感じも完成した状態で見て頂くことができるのですが、オーダー頂く場合は完成形を想像頂くのが難しいので、少しハードルが高く感じられると思います。そこを乗り越えるために、上述のサイズオーダーの耳つきテーブル以外でしたら、板の写真をメールで送付したり、可能であれば相模湖工房に来て頂き実際の板を見ながら説明させて頂くことなど、できることは対応させて頂いています。もし、完成品の中に気にいったものがない場合はぜひ気軽にスタッフにご希望をお伝えください。

今回のブログでは、実際に工房にストックしてあった材を提案し、ご注文頂いた事例を紹介したいと思います。

まずは群馬県からオーダー頂いたO様の事例です。クルミ材の耳つきテーブルをご希望のところ、ソリウッドが投稿した以下のインスタを見て頂き見積りの依頼を頂きました。

その際に提案した板の写真がこちらです。

乾燥後の板はこんな感じで表面が汚れています。乾燥時に反りやねじれが生じた板はこの段階で木目を確認して頂くために無理に削ると、製作して仕上がる厚みが薄くなってしまうのでこの程度の写真しか提案できないこともございます。

そして完成した納品させて頂いた写真がこちらです。

この変わり具合を楽しんで頂けるのもオーダー製作の醍醐味の1つで、どう仕上がるか楽しみにしているというお客様の声もよく聞きます。

もう1つ別の事例を紹介します。こちらはご来店頂いたお客様ですが、チェリー材の2枚はぎで耳つきをご希望でした。ご提案した写真はこちらです。節もなく素直な木目の板で、同じ丸太の隣あった板なので、ブックマッチ(左右対称に近い木目になる)での製作ができました。

こちらが完成したテーブル天板です。

耳つきのテーブルに興味がある方は、ぜひご希望の条件などをぜひお聞かせください。

 

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