2019.03.21

【No.2570】シンプルでも座り心地に妥協なし PEGチェア

ダイニングチェアは、素材、デザイン、座り心地とテーブル同様に選択肢が多く、いざ選ぶとなると選択が難しいものです。家庭でのダイニングチェアであるならば、温かみもあり強度的にも高い木の椅子をおススメしたいところです。

最近の木のダイニングチェアは、食事をすることだけでなく、そこで作業や勉強、本を読んだり、テレビを見たりとリッラクスチェアとしも使えるものが多くなっています。ソリウッドでもそのようなダイニングチェアも扱っていますが、多くは肘掛けがついている椅子が多いです。肘掛けのあるなしについては、別のブログで書いているので、そちらをご覧ください。

肘掛けがあったほうがいいのかないほうがいいのか【No.2356】

個人的にはダイニングテーブルには、肘掛けがない椅子でも十分と思っています。確かにリラックス度を考えると肘掛けがあるほうがリラックスできますが、食事をとる際には肘掛けは必要ありませんし、肘掛けがない分、省スペースにもなりますし、椅子本体も軽くなります。このように肘掛けのない椅子にも多くのメリットがあります。

今日のブログでは、ソリウッドで扱っている国内生産の木の椅子の中から北海道津別町で製作されているPEGチェア(ISU-WORKS)を紹介します。

ISU-WORKSのTAGとPEG

ISU-WORKSの椅子は用途やサイズによってシリーズに別れていますが、PEGチェアはコンパクトで、スタッキングもできるダイニングチェアのGシリーズにラインナップされています。同じGシリーズの中に、TAGチェアというよく似た見た目の椅子があります。当初はTAGチェアだけでしたが、TAGチェアに腰かけた方から背を支えている部分が、肩から少し下の部分にあたり少し気になるという意見がデザインを手掛けた高橋三太郎さんの元に寄せられたそうです。

私は、TAGチェア(上の写真)に座った際にはそこまで気になりませんでしたが、言われてみると、確かに当たっている感覚はあります。Gシリーズは部材の面取りもそこまでされていなく、体重がかかるとあたりがきつく感じるという意見にも納得ができます。そんな声を受けて、背を支える部材部分の角度を変えて進化させたのがPEGチェアになります。TAGチェアは後ろ脚が上に伸びそのままの角度を保っていますが、PEGチェアは最後角度が少しきつくなっています。上の写真はTAGチェアです。角度の違いわかりましたか?

こうすることで、先ほど書いた肩下へのあたりが和らいでいます。ちょっとしたことですが、それだけでも座り心地は変わってきます。このあたりの感覚は、実際に座ってみないとわからないかと思います。店頭で説明をして座ってもらってもTAGチェアでも全然気にならないという方もいらっしゃいます。

座面はクッション性ありで柔らかめ

PEGチェアのみならずISU-WORKSのGシリーズに共通する特徴ですが、板座以外の座面にした場合の座面のクッション性はかなりあります。座ってみると少し沈みこむような感覚です。この感じがなんともいえないバランスでしっかりと座りつつ優しくお尻を包んでくれるような感じです。長く座っていてもお尻はあまり痛くならないタイプの座面です。PEGチェアは板座にすることも可能です。板座の場合は、5枚の無垢板をすのこのように少し隙間をあけて並べる座面になります。

 

最後にこんな方には特にPEGチェアはおススメということを書いてみます。

・テーブルの脚と脚の間が1200mmなくて、椅子を2脚並べたいという方

・とにかく軽い木の椅子を探している方

・シンプルで肘掛けのついていない椅子を探している方

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