2018.06.22

ISU-WORKSの新作ZENチェアが発表されました。【No.2322】

ソリウッドで取り扱いをしている椅子メーカーは3社あります。その中で、取り扱い数が一番多いのがISU-WORKSブランドの椅子です。ISU-WORKSブランドの椅子は16種類あって、ソリウッドでは全て取り扱っています。そしてこの度また新しい椅子が発表されました。ISU-WORKSの椅子を製作する山上木工さんは現在旭川で開催中のASAHIKAWA DESIGN WEEKに参加しています。そこで新作を発表して展示しています。残念ながら旭川まで行く時間がなく、新作椅子に座ることができていません。でも、おそらくソリウッドでも取り扱いをすることになると思います。

今回発表となった新作椅子はZENチェアと名付けられています。漢字で書くと”禅”です。ISU-WORKSのInstagramにZENチェアの写真がアップされていたのでリンクを貼っておきます。

new chair 「ZEN」（禅） 人気のGシリーズのMEGやNシリーズのLENとGENの良いところをピックアップした新しい椅子で、これまで沢山のお客様からの声に応えた椅子となります。 座り心地、背当たり感、程よい位置のハーフアーム含めもかなりいい出来になりました

ZENチェアはちょっとゆったりめの設計になっているNシリーズにカテゴリー分けされています。Nシリーズの椅子は名前にNが付いています。LENチェア、RINチェア、GENチェア、ENNチェアと続いて新作はZENとなりました。Instagramにコメントがあるように人気のある椅子の良い部分を集めて作ったのがこのZENチェアです。

ISU-WORKSの椅子の中で人気がある椅子はMEGチェアとLENチェアです。MEGチェアはNシリーズの椅子よりも少し小さくコンパクトな設計になっています。

MEGチェアの特徴は背の部分です。背にも座面と同様にファブリックが張られています。ファブリックの下にはウレタンフォームという柔らかい素材が巻かれているので背も柔らかくなっています。この背の感じがとてもいい具合に仕上がっていると思います。ZENチェアにもこのMEGチェアの背が受け継がれているように感じます。MEGチェアは背の後ろにある部材とボルトで留められています。背のファブリックを張り替える際に取り外して簡単に取り替えられるような仕様になっています。

新作ZENチェアにもこの仕様が採用されています。

座面の部分はLENチェアと同じような座面が採用されています。LEＮチェアの座面は少し硬めで、沈み込むような感じは少ないです。同じNシリーズのRINチェアは座面の中央部分が下に沈むように設計されています。なのでより柔らかい座面仕様になっています。しかし、LEＮチェアは沈み込むようには設計されていません。若干硬めに感じますが、お尻が痛くなるような硬さではなくちょうどいい具合だと思います。

ISU-WORKSの椅子はGシリーズとNシリーズのそれぞれ共通の部品を採用しています。脚や座面などを共通部品にしてコストをかけずに様々な種類の椅子を製作することを可能にしています。車などにもそうした共通部品の使用をしているケースもありますよね。それと同様のことがISU-WORKSの椅子にも使われています。

ZENチェアは人気のある椅子の要素を取り入れた椅子になっています。販売店からの情報も取り入れてお客様が要望している椅子を製作しようとして作った意欲作です。私自身もこんな椅子があったらお客様から喜ばれるだろうなと思っている椅子が開発されたと喜んでいます。ZENチェアに関しては詳しい情報が入り次第またブログで取り上げることにします。

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