2016.08.28

ベンチなら2本脚のテーブルがオススメ!【No.1659】

今日ははじめにソリウッドオリジナルの無垢材ベンチを紹介します。

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3枚の板を接ぎ合わせ、板脚をつけたシンプルなベンチですが、座り心地がプラスされるようにひと工夫が施してあります。

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横から見てみると、はっきりとわかりますが3枚の板のうち端2枚の板が角度をつけて付けられています。端の板がすこし斜めに上がっていることによって、太ももの裏側がいい感じに支えられて座ったときにしっくりくるようになっています。写真のベンチはウォールナット材ですが、この他にチェリー材、ナラ材、メープル材、タモ材で製作が可能です。サイズについてもオーダーが出来ますので、テーブルのサイズに合わせてご注文頂けます。サイズについてはひとつ注意点があります。それは長さ1350mmを超えると、かなりの重量となり座るための出入りの際に動かすのがやや大変になることがあります。そのため、1800以上のテーブルであってもベンチは1350mmぐらいのほうがかえって使い勝手が良いということになります。

ベンチを4本脚テーブルの長手方向の脚と脚の間に納めようと思ったら、テーブル天板の長さから300mmをひいた長さぐらいにベンチの長さを設定すれば、納まることが多いのではと考えています。実際にはテーブルの脚と脚の間の距離をしっかりと測って確認頂ければと思います。

ダイニングテーブルに合わせてベンチを使うメリットは3つあります。ひとつは1台で座れる人数が多いということです。通常、椅子であれば1脚に1人ですが、ベンチであれば長さに応じて2〜3人座ることが出来ます。2つめは、コストメリットです。ソリウッドのオリジナルベンチはW1200のベンチだと、樹種によっても価格は違ってきますが、7万円前後になります。椅子を2脚買うとなると、ソリウッドで扱っている木の椅子ですと、1脚4万円台〜といった感じになりますので、椅子を2台買うよりベンチ1脚のほうが安くすみ、お得感があります。3つめのメリットは、見た目のスッキリ感です。ベンチは座面となる板が一番上になることが多いので、全体的な高さが椅子よりも抑えられます。椅子の場合だと、背もたれの部分がテーブルよりも高くなること多いです。一方、ベンチだと座面高となる400〜450mmで高さが抑えれるので、ごちゃごちゃした感じが一切なく使うことが出来ます。

ベンチを両側に1台づつ置かれることを検討されている方もいらっしゃると思います。ベンチ中心だと、脚形状を通常の4本脚ではなくて2本脚にしたほうが、出入りが楽ということがあります。また、4本脚の場合は脚と脚の間に納まったほうがスペースの有効活用になるので、脚と脚の間に入るサイズをご注文される方がほとんどです。ですが、2本脚だと、脚と脚の間の距離を気にする必要がないので、もう少し長いサイズのベンチをおくことが可能になります。

2本脚にもいくつか種類がありますが、オススメなのは横から見たときに大文字アルファベットのIのカタチにみえるタイプです。このタイプの脚だとベンチに腰かけた際に、脚が邪魔になるようなことがありません。

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以前、納品させて頂いたメープル材のダイニングテーブルです。ソファータイプのベンチシートをお使いになるとのことで、出入りがしやすいようにと2本脚でオーダーがありました。また、テーブル天板の4角も出入りのときぶつけても痛くないように角を通常より大きく面取りしています。

2本脚のデザインもいくつか事例があります。上の写真は真ん中の支柱が角材になっているタイプです。これ以外にも2本の板が支柱になっていて間に貫を通すといった脚もあります。

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2本脚のデザインをどう選ぶかについては好みで選択して頂いて問題ありません。見た目への影響が一番強く、強度についてはほとんど違いはありません。ベンチを使うことをご検討されている方はテーブルの脚も考慮してみると、後悔のない素敵な無垢材家具との暮らしが見えてくると思います。

賢木@吉祥寺

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