2014.10.08

飲食店やパン教室にもテーブルを納めています

ソリウッドの無垢材ダイニングテーブルは、９０％以上が住居への納品になります。特に４人掛けを想定したサイズである１３５０〜１５００程度のテーブルが割合の多くを占めます。サイズについては、地域によって差があるようです。他県の材木屋さんや家具屋さんとの話では、地方のほうがサイズが大きく１枚板や耳のカタチが目立つ耳つきテーブルが人気の傾向にあるようです。インターネットの普及により、ソリウッドにも、これまでに比べ首都圏以外の方からお問い合わせや注文が多くくるようになりました。やはり首都圏の方からのご注文は１５００程度のテーブルの割合が多い傾向にあります。

ご家庭への納品事例は、ソリウッドのホームページにも掲載していますので、そちらをご覧ください。

少し前置きが長くなりましたが、今日のブログエントリーは、住居以外への納品にスポットを当てたいと思います。住居以外への納品となると、店舗や施設への納品になります。ソリウッドでも、これまでに公共施設の什器や家具一式の製作などに携わってことがありますが、最近では個人の方がやられている飲食店などのテーブルをいくつか製作しました。

その１つの例が東京代官山にオープンした「キッチン アンズ」さんです。カウンター的な使い方を想定した高さ７５０mmのチェリー材のテーブルを３つ並べて使って頂いています。脚の取り付け位置についても出入りの邪魔にならないよう、強度やバランスに影響がでない程度に、少し奥まらせています。仕上げは、お手入れの容易さを重視してクリアウレタン塗装で仕上げています。仕上げの面においても、住居用と飲食店などで使うテーブルでは求められているものが異なると感じます。ご家庭で使う場合は、自然な触り心地や風合いを優先してオイル仕上げを選択される方が当店では圧倒的に多いです。一方、飲食店などで使う場合は、水気のあるモノに対するコントロールが効きづらく、忙しいときにはそれどころではないと思います。そこで、ふきんで水拭きすれば良いウレタン塗装が適していると考えています。

店舗にテーブルをお届けした最近の事例は、名古屋に昨日オープンしたお料理教室「プメルタディリーフ」さんです。

古民家を改装した木のぬくもりが溢れる空間にメープル材のテーブルを３台納めました。こちらではお料理の他にもパンをこねるところから習うことができるパン教室を開催されています。パンをこねた際に、グラグラしない丈夫なテーブルを求めて、ご注文頂きました。作業をしやすいようにテーブルの高さを高めに設定し、脚も短辺側に幕板をはわせて強度をさらにもたせました。

さきほどリンクをはった「プメルタディリーフ」さんのホームページでは、今回納品したメープル材のテーブルが写っている写真が掲載されています。こちらもぜひご覧ください。

賢木＠吉祥寺

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