2025.04.26

無垢材ってなに?

ソリウッドでは【無垢材家具】を専門に取り扱っています。

よく「無垢材ってなんですか?」と聞かれます。

この間も木工教室の基礎コースの初回で当たり前のように無垢材という単語を使っていたら、生徒さんに

「無垢材ってなんですか?」と聞かれました。

我々にとっては当たり前に使っている単語ですが、やはり一般の方には全然浸透していない単語なんだという事を改めて認識しました。

なので今回は改めて私たちが扱っている【無垢材家具】について書きます。

木で作られている家具の事を木製家具と呼んでいます。木の家具だから木製家具と呼ぶのは当たり前ですね。ですが、木製家具の中も大きく分けると2種類の家具が存在しています。使われている素材が2種類あるんですね。

その一つが無垢材。もう一つが木質材料となります。

無垢材は”木、そのもの”です。立っている木を伐倒して、製材した板が無垢材です。

木質材料は、木材を一旦バラバラ、あるいは薄くしてから再構成した物の事をいいます。

一番馴染みが深いものだとベニヤ板です。ベニヤ板は木を薄くスライスした板を繊維方向を直交させて重ねて接着剤で圧着して作られた木質材料です。ベニヤ板の事を合板とも呼んでいます。  ベニヤ=合板と認識してもらって構いません。さらにベニア板の上に、他の木の薄い板を貼り合わせたものを突き板合板と呼んでいます。

ホームセンターでも売られているシナ合板は、ベニヤの表面にシナという木を薄くスライスした板が貼られています。だからシナ合板なんです。

似たようなものに突き板合板(化粧合板)というものがあります。これはベニヤに上に木材を薄くスライスした突き板(厚み0.2~0..6mm)を貼り合わせた合板です。様々な樹種の突き板があるので、色々な樹種の突き板合板(化粧合板) を作ることができます。

パーチクルボードやMDF、ランバーコアも木質材料です。これらの木質材料にも突き板が貼られたものが存在します。

本当は木の家具と言えば、いい訳なんですが、木質素材の家具も木の家具なんですね。だから区別するために【無垢材家具】と呼んでいるんです。

無垢材は木そのものの板ということですが、ベニヤ(合板)やMDFといった木を一旦分解してから再構成した木質素材でできた板もあるので、区別をするために無垢材と呼んでいる訳なんです。

分かって頂けましたかね?

 

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