2024.06.14

BOWチェアの時代がやってくるのではないか。

久しぶりのブログ更新になりますが、

久しぶりにブログを書きたくなったというのが本音です。

書きたくなった理由は「BOWチェアの時代がやってくるのではないか」と思ったから。

新しく取り扱うことになったISU-WORKSのBOWチェアの座り心地が良いんですよ。

正直に言うとBOWチェアにはあまり期待してなかったんですね。だから、発売されてからもスルーしていた訳です。ISU-WORKSの椅子はもうたくさん取り扱っているし、おんなじような感じでしょってことで傍観していたんですが、ISU-WORKSの販売店様向けの展示会をソリウッドで行うことになり、山上木工の社長さんから

「自信作ですから、BOWチェア取り扱ってください…」と頼まれたので、取り扱うことにしたんですね。

そして、座ってみたら

「良いじゃん!!!!!」

となった訳です。

なので、興奮気味にBOWチェアを紹介したいと思います。

まずは全体像をどうぞご覧ください。


多くのパーツが丸棒になっています。

デザイン担当の高橋三太郎さん曰く、ウィンザーチェアのテイストを取り入れたとのこと。まあ、実際のウィンザーチェアとは見た目は違いますが、丸棒を削り出している点は共通していると思います。

私なりの解釈では

「ウィンザーチェアに布張りの座面と背をつけて、座り心地を良くして全体のバランスを取った椅子」

となります。

高橋三太郎さんがデザインした椅子は直線が強調されているものが多いので、今まではちょっと違うテイストを使っている感じです。


ISU-WORKSの椅子って真横からの見た目がかっこいい椅子が多いんです。このBOWチェアも真横から見た感じが良いですね。不恰好に見えないんですよ。ちゃんと横からの見た目も考えられています。


斜め後ろからはこんな感じ。

で肝心な座り心地ですが、ホールド感があって良いです。

ただ、座り心地に関しては感じ方は人それぞれです。なので、実際に座ってみてもらうことをオススメします。

私は身長170cmで痩せてもないし、太ってもない体型なので、大体の椅子にフィットします。(日本の椅子は身長170cmくらいの人に合わせて作られているものが多いと言われています。)

なので、座り心地が良いと感じるのも当然なんですが、何が良いかってちゃんと腰と背中が安定する位置で支えてくれることです。

椅子において、背の位置ってとても重要です。高過ぎても駄目、低過ぎても駄目です。(低過ぎる椅子はあまりないですが…)

そして、座り心地が良い理由がもう一つあるんです。

座面のカーブです。これまでのISU-WORKSの椅子座面よりカーブがきつくなっているそうです。それによってお尻のホールド感が増しているように感じます。

私はこのブログでもZENチェアが日本のスタンダードチェアになって欲しいと書いてきましたが、BOWチェアが日本のスタンダードチェアになるかも…と思い始めています。(まだソリウッドでは1脚も販売していませんが…)

今のところ選べる樹種がナラとタモだけですが、そのうちウォールナット、チェリーも発売されるのではと思っています…

で、嬉しいことにこのBOWチェア、軽いです。展示品がタモ材だから軽く感じるのかなと思ったんですが、ナラ材でもZENチェアよりかは軽いとのこと。まあ、丸棒になっているので材料の体積は少なくなっているはずなので。

というわけで新しく取り扱いを始めたBOWチェアの紹介でした。

 

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