2020.08.29

1Lの混合ガソリンを作り容器が便利。

皆さん、混合ガソリンって知ってますか?

田舎暮らしの必需品であるエンジン式刈り払い機(草刈り機)やチェーンソーを動かすための燃料です。

車の燃料はガソリンですが、刈り払い機やチェーンソーに使われている小型のエンジンは2サイクル式と呼ばれるものでこれを動かすにはガソリンとエンジンオイルを混ぜた燃料である必要があるんです。

車でもガソリンとエンジンオイルが必要ですよね。車の場合は別々に入れてあるんです。で、2サイクルエンジンの場合は一緒に混ぜて入れて使うんです。

私もこの仕事でチェーンソーを使うようになって、初めて混合ガソリンという存在を知りました。

混合ガソリンを使わなければいけない2サイクルエンジンにガソリンだけを入れて動かすとエンジンが壊れます。エンジンが壊れるともう使えないか高額の修理費がかかります。なので、2サイクルエンジンのものには必ず混合ガソリンを使います。

ホームセンターに行くと刈り払い機の混合ガソリンが売られています。25:1や50:1という比率ですでに混ぜられている燃料が売っているんです。なので、これは使えば刈り払い機やチェーンソーは動きます。

ですが、この手の混ぜて売られている混合ガソリンはあまり質が良くないそうです。あまり使用頻度が高くないのにこうした燃料を入れたままにしておくと色々と不都合が出てエンジンが掛からなくなるそうです。

なので、チェーンソーの場合はチェーンソーメーカーの純正オイルをガソリンと混ぜて使う方が性能を活かせて、なおかつ故障も少なくなるみたいです。エンジンが掛からないチェーンソーや刈り払い機にメーカー指定のオイルで作った混合ガソリンを入れるだけでエンジンが掛かるケースもよくあるそうです。(この辺のことはネットで調べてもらうと機械屋さんのブログやYouTubeがたくさんヒットします。)

私のチェーンソーの使用頻度は年に数回です。なので、メーカー純正のオイルを使った混合ガソリンを使った方がきっと良いはずです。今まではガソリンスタンドで配合してもらっていました。(それで特に不都合はありませんでした)

ですが、違いがあるかどうかも含めてチェーンソーメーカー純正のエンジンオイルを使ってみたくなりました。結構高いですが、大した量使う訳ではないのでコスト面は目をつぶりました。

純正オイルを使うとなると自分でガソリンと混ぜなくてはいけません。そこで便利なのが混合ガソリンを作るための容器です。エンジンオイルとガソリンを別々に入れてから混ぜられるようになっています。それぞれに目盛がついているのでその目盛の通りに入れれば分量を間違えることもありません。

ただ、ホームセンターとかで見かけるのは5Lとか2Lとか容量が多いのしかなかったんです。そんな量作らないので、もう少し容量が少ないのがあると良いと探しているとありました。


1Lの混合ガソリンが作れる容器です。ネットで購入できます。

使用するエンジンオイルは

STIHL社の最高級エンジンオイルHP Ultraです。STIHL社のチェーンソー用エンジンオイルはいくつかあるんですが、このHP Ultraが一番価格が高いです。その分、性能も高いようです。100mlで700円くらいだったと思います。他のエンジンオイルに比べるとダントツに高いんですよ。でも、この容量なら試しに使うのにちょうど良いです。


目盛に従ってエンジンオイルとガソリンを入れます。蓋をしっかりと締めて軽く振ると混ざります。


混ぜるとこんな感じ。

初めて混合ガソリンを作りましたが、分量を測る手間がないので簡単に出来ました。

1L用なので、小さくてかさばらないのがいいです。チェーンソー用品って結構多くて保管場所とかに困るんです。なので、使用頻度が少ないものはなるべく小さい方がありがたいんですね。なので、私の使用頻度ではこの1Lの容器がベストだと思います。

便利なんですが、この容器はガソリンとオイルを混ぜる時だけ使用できます。保管や運搬はできないので注意してください。まあ、これがチェーンソー用道具が色々と増えてしまう原因でもあります。燃料関連だけでも、ガソリン用の携行缶、混合ガソリンの携行缶、混合用容器と。どれもかさばるものだらけ。

というわけで今日のブログはいつもと違う内容ですが、使ってみて便利だったニッチな物を紹介しました。こういうマニアックなものは商品レビューが少ないので参考になる方がいればということで。

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