2020.05.29

木からテーブルが出来るまでの過程を説明します。

皆さんが普段、山や街中で目にしている木がテーブルになる過程を見て行きたいと思います。

木を使用するにはまず切り倒さないとダメです。昔は斧で切り倒していましたが、今はチェーンソーを使うのが一般的です。


※この動画は近所の桑畑の片付けを手伝った際に撮ったものです。家具に使う木を自ら切り倒すことはしていません。伐採のイメージとしてご覧ください。

伐採された木は市場に出品されたりして流通の流れに乗ります。


製材所にある製材機は大きな帯鋸です。これによって所定の厚さで丸太をスライスしていきます。


製材された丸太はこんな感じになります。この後は乾燥になります。

ソリウッドは自前の木材乾燥庫があるので、自らの手で木材を乾燥させる場合もあります。しかし、多くの家具工房は乾燥庫を持っていないので、乾燥済みの板を材木屋さんから仕入れることになります。

ソリウッドは自前で乾燥させる板と乾燥済みの板を仕入れる場合は2パターンあります。


仕入れた板をまずは粗木取りします。製作するものの大きさをふまえて、要る部分と要らない部分に分けていきます。この時はあくまでも粗木取りなので、仕上がりの寸法よりも大きくカットします。

続いて粗削りです。


粗削りが終わるとだいぶ様子が見えてきます。

粗削りをした後に1週間ほど寝かせて置きます。この間に反るものは反らせてから本削りします。


本削りしたら、はぎ合わせです。無垢材家具を製作する上でこの作業が一番肝心です。はぎ合わせがうまくいかないと時間が経過してからはぎ面から剥がれてしまうことが起きるからです。

その後、加工をしたり、表面を仕上げたりした後に塗装に移ります。

最後の方はかなり大雑把な紹介になりましたが、今日は木から粗木取りするくらいの過程を知ってもらいたかったのでこんな感じで締めたいと思います。

 

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