2019.10.01

スッキリ見せる2本脚

新作脚の無垢材テーブルが吉祥寺ショップに登場しました!

今回の新作の注目点は、ズバリ脚。

新作脚は4本脚ではなく、2本脚です。

これまでにお客様からのご要望で2本脚を製作したことはありました。ただ、オーダー品ということで見本を作ったり、展示したりしたことはありませんでした。でも、お客様からのご要望が結構あるので、実物を見たらこういう脚にしたい思う方もいるかと思って、

ソリウッドの無垢材テーブルの定番型の2本脚を作ること

に決めました。

2本脚の定番化に当たっては

・スッキリしたデザイン
・通常の使用に耐えうる十分な強度(過度に揺れたりしない)
・組立式でかつ組立が容易なこと

を意識して製作しました。

 

テーブルを2本の脚で支えるため、どうしても縦の支柱を太くしなくてはいけません。あまり細くすると揺れがひどくなったりします。ただ、支柱が太くなってしまうとデザイン的に野暮ったくなります。

そこで、支柱を2本にして間を空けて固定するようにしています。こうすることでデザイン的にスッキリしてなおかつ強度も保てるようになりました。

強度を保つために真ん中に貫きを入れています。この貫は両サイドの脚についている駒にボルトで固定しています。貫を入れることで強度を確保することが可能になりました。

ただ、この貫を脚と直接固定してしまうと脚部が大きくなって取り回しが悪くなります。最悪、部屋の中に運び入れられないケースも出てくることが想定されます。

なので、貫は脚支柱にボルトで固定しています。このボルトはなるべく見えにくい部分にくるよう配慮しました。下側から覗き込んで見ないとボルトは見えません。

ただ、難点はボルトを締めづらいということ。六角レンチを使用して締めるのですが、脚の支柱があるので六角レンチを回せる距離が短いんです。それでもボルトの位置を工夫してなるべく六角レンチを回せられるようにしています。まあ、一度組んでしまえば外しことはほとんどないので、そんな大きな欠点ではないと思います。

というわけで、こちらのウォールナット材テーブルはソリウッドの吉祥寺ショップにて展示をしていますので、一度ご覧になってください。

例えばこれと同じ脚のテーブルをチェリー材で製作して欲しいというご要望にもお応えできます。詳しくはスタッフまでお問い合わせください。

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