2019.06.28

オイル仕上げの木製椅子

ソリウッドで取り扱う木の椅子はどれも受注生産品です。注文をしてから作り始めるので、樹種や仕上げ方法、ファブリックなどを選べることができます。また、座面の高さについても脚をカットする方法で対応することが可能です。

ソリウッドで納品している無垢材テーブルのほとんどはオイル仕上げのものです。オイル仕上げのテーブルには、オイル仕上げの椅子が一番合います。

仕上げ、塗装の方法が変わると見た目にも違いがあります。オイル仕上げとウレタン塗装を比べるとオイル仕上げの方がナチュラルな仕上がり方に見えます。ウレタン塗装の方がピカピカした印象を受けます。また、経年による変化にも違いがあります。オイル仕上げは使用していくとオイル成分が抜けていきますので、見た目は白っぽく、手触りはゴワゴワしてきます。一方のウレタン塗装は使用しているとツヤ感が増します。さらには塗装が剥がれてきてしまいます。

なので、テーブルと仕上げ塗装方法を一緒にしておいた方が後々に見た目も統一感が出て良いと思います。

オイル仕上げはメンテナンスをしなければいけない仕上げ方法です。が、椅子に関してはテーブルに比べるとメンテナンスの頻度は少なくて大丈夫です。オイル仕上げのテーブルメンテナンスをしている人にとってはオイル仕上げの椅子のメンテナンスはどうってことなくすることができます。

北海道の津別町にある山上木工さんで作られているISU-WORKSブランドの椅子は基本的にオイル仕上げになります。(ウレタン塗装も対応できると思いますので気になる方はお問い合わせください。)

腰の椅子として定評のあるAwazaシリーズの椅子はオイル仕上げかウレタン塗装かを選択できます。

宮崎椅子製作所の椅子は、蜜蝋ワックス仕上げが標準になります。オプションでオイル仕上げやウレタン塗装を選択することも可能ですが、金額は変わってきます。蜜蝋ワックス仕上げは家具用の蜜蝋ワックスを塗って仕上げています。成分は違いますが、道管に染み込んで固まるタイプなので、オイル仕上げと同等の質感になります。なので、オイル仕上げのテーブルと合わせる時でも標準の蜜蝋ワックス仕上げで問題ないです。

オイル仕上げは木の質感を活かした仕上げ方法でとても良いのですが、弱点は水に弱い点です。水に濡れるとシミになりやすいです。すぐに拭き取ってしまえば問題ないのですが、長時間濡れたままになるとシミになります。なので、テーブルの場合はマメにメンテナンスをする必要があります。

でも、椅子の場合は水に濡れるということが稀です。万が一飲み物等をこぼしてしまってもすぐに拭く場合がほとんどなので、特にきになることはないはずです。ですが、長年使ってくると肘掛けの部分や背の部分(肌が触れる部分)がザラついてくることがあります。これは人の汗や油によってオイル成分が抜けてくることが要因です。

人が触れない部分はガサガサしてくることはほとんどないです。なので、オイル仕上げのメンテナンスはガサガサしてきたところにオイルを塗り足してあげれば大丈夫です。ガサガサが気になる場合は#320のサンドペーパーで木部を整えてからオイルを塗れば良いです。

椅子の場合はオイル仕上げだからといってメンテナンスの心配をする必要はないです。それよりも木がもともと持っている質感を味わってもらいたいので、オイル仕上げの椅子をオススメします。

オイル仕上げの椅子の質感を見てみたい、感じてみたい方はぜひソリウッドの吉祥寺ショップへお越しください。様々なタイプの木の椅子を用意しています。どれも国内生産されたものでとても丁寧に組み立てられています。価格は少し張ってしまいますが、質感や作りの違いは分かってもらえると思います。どんな椅子を選べば良いか分からないといった方もお気軽にお越しください。スタッフおすすめの椅子を紹介しますので。

ソリウッドの吉祥寺ショップ ソリウッド・クラフィスはJR・京王線吉祥寺駅から徒歩7分ほど。大正通り商店街のはずれにあります。タイガーママ(洋服屋)4ひきのねこ(花屋)moi(カフェ)CINQ(雑貨店)が並ぶビルの2Fになります。通りに面した真ん中あたりに2Fに登る階段があります。階段を上がって右側がメインの店舗になります。

営業時間 12:30~18:00
定休日 火曜日・水曜日

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