2019.03.19

【No.2568】チェンソーもメンテナンスが大事。

ソリウッドの相模湖工房は平成元年に完成したので、今年で31年目になります。平成元年だったので、今年で何年目かが分かりやすくよかったのですが、元号が変わると何年経ったか分かりにくくなってしまいます。もちろん、途中で入れた機械もありますが、多くの機械は完成時に入れたもので30年使っているものも多くあります。ここにきて相次いで機械トラブルがあって、”そろそろ寿命です”という言葉をなんども聞いています。30年も経つと当然部品の供給が終わっています。

先日動かなくなったコンプレッサーも30年使っているもののようです。なんとか修理をして使えるようになったのですが、機械屋さんからは買い替えを勧められています。もう、部品の供給がないから修理したいところがいっぱいあるのに出来ないと言われました。それなりに金額がする機械なので、パッと入れ替えと行きませんが、近いうちに入れ替えないとダメですね。


機械に入らない大きな板を切るのに使うチェンソーも結構な年代物です。1992年5月製造というシールが貼られているので間も無く27歳というわけです。人間で27歳だと、まだまだ若者ですが、機械の類で27歳はかなりのベテランです。このチェンソーも色々とガタきているはずです。チェンソーには詳しくないし、使用頻度も高くないのですが、いざ使おうという時に使えないと困ります。エンジンをかけるのに苦労しますが、かからないことはないです。でも、最近はアイドリング時にエンジンが止まるようになってしまいました。

このチェーンソーを買った販売店はもうないので、メンテナンスをしてもらっているお店があるわけではありません。近くの自動車整備工場で何回か診てもらったことはありますが…相手も本職ではないので、しょっちゅう持っていくのは気が引けます。最近はネット上にも色々と情報が出ているので、それらを駆使して原因は、燃料フィルターにあるのではないかと目星をつけました。

燃料を吸い上げる際にゴミが入らないようにするためのフィルターがあるそうです。これが詰まると燃料の吸い上げが悪くなってエンジンがストップする現象になるとか。このフィルターを掃除or交換すると不具合が結構な確率で直るらしいので、とりあえず新しい燃料フィルターを取り寄せました。


これが付いていた燃料フィルター。何度か交換しているのか分かりません。もしかしたら27年前から同じものかも知れません。見るからに詰まっていそうです。これは交換してみる価値がありそうです。
これが交換した燃料フィルターです。形も色も新しくなっています。このチェンソーはすでに部品の供給がないのですが、この部品に関してはスチール社のチェンソーならどれでもほとんど同じようです。

で交換した結果ですが、

アイドリング時にエンジンが止まらなくなりました。

成功です。

これでもう少し長く使えそうです。

ですが、改めてチェックしてみるともう一つ気になる点がありました。

チェーンオイルが漏れている。

置いておくと本体の下からチェーンオイルが漏れてきます。なんとなく漏れていそうな感じはしましたが、今日はっきりと認識しました。これに関しは自分でパーツを交換するのは難しそうです。一度やはりチェンソーを扱っている機械屋さんに診てもらう必要がありそうです。騙し騙し使うことは出来そうですが。

とりあえず、今日のところはアイドリング時にエンジンが止まってしまう現象がなくなったので良しとします。

チェンソーってとにかく汚れるんです。オイルが付着した木屑がつくので、掃除をしていないとあっという間にすごい量の木屑が溜まります。このチェンソーも木屑だらけでした。そういう状態で使うようになったので、汚れるのは仕方ないものだと思っていましたが、そうではありません。チェンソーの故障の多くは掃除をしていないことが原因になっています。掃除をすれば直る不具合も多いそうです。

なので、今はなるべく使ったら念入りに掃除するようにしています。なので、前よりはいい状態になっていると思いますが…もう少しこの年代物のチェンソーを使っていきたいです。

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