2019.09.26

ハイスペック座面で座り心地抜群の木の椅子、GENチェア

※2019年9月26日改訂 : タイトルと内容の一部を変更しました。

ダイニングチェアに求められるポイントはいくつかあると思いますが、やはり座り心地は気になりますよね。どんなにデザインが良くても座ってみてしっくりこない椅子では満足できません。

今日紹介するGENチェアはとても座り心地の良い座面が付いている椅子です。


ダイニングチェアとして使用するのに適した椅子ですが、ゆったりめのサイズで設計されているので、食事だけでなく、リラックス時間、仕事などにも使えるオールラウンダー系の椅子に仕上がっています。肘掛けも前方まで伸びているので、様々な体勢で座ることができますね。

GENチェアの主な特徴は

1.座面が柔らかくとても座り心地が滑らかで気持ちいい。

2.背にもクッション性素材+ファブリックが張られているので、背中が滑りにくく、安定して座れる

です。

GENチェアの座面は、木の枠の上にクッション性のある素材が置かれています。そのため、結構沈みこみます。この沈み込みがとても滑らかな座り心地を生み出しています。

ISU-WORKSの椅子は座り心地が良いだけではありません。細かい部分にもしっかりと気を配られていて強度的にも問題ありません。木のことを分かっていない人が設計すると、強度的に大丈夫?という椅子もあります。

が、ISU-WORKSの椅子は木の扱いに長けている木工家・高橋三太郎さんが設計しているので、安心感があります。


例えばこういう部分。脚と座面を支えるための幕板の接合部分です。写真中央に丸いものが刺さっているのが分かりますよね?これは込み栓(こみせん)というもので、ほぞの補強に使われる方法です。ほぞやダボが刺さっている方向と90度ずれた角度で栓をしています。こうすることで接合部分が抜けにくくなるわけです。万が一接着剤の効きが悪くなってもスポッと外れないようになっています。


もう一つの例は、角のフィンガージョイントです。これはGENチェアの座面です。GENチェアの座面は木で枠が作られていて、その中に座面が埋め込まれています。枠を組み際にただ単に45度でカットした木材を接着剤で接合しても、後々接着部分が外れてしまいます。

これは木の木口面は接着剤が効かないという性質が原因です。木口は導管がの横断面の集合体なので、接着剤を吸ってしまって接着ができないという訳です。なので、木口同士の接合は何かしらの対策をしないといけません。そこでこの部分はフィンガージョイントが使われています。

フィンガージョイントは左右の手の指を組んだ時のような格好になるのでそのように名前がつけられています。ふぃんがージョイント加工することで木口面ではない接着面ができるので、接着強度が増す訳です。

量販店で売られている価格の安い椅子はこうした部分に一手間加えられていないケースがあります。長い期間使おうとするならば、こうした部分にも手抜きがない椅子を使用してもらいたいと思います。

GENチェアは1脚¥72,500(税抜き価格)からになります。選択する樹種やファブリックで価格は違います。詳しくはGENチェアの商品詳細ページをごらんください。

というわけで今日はGENチェアとISU-WORKSの椅子は細かい部分まで気を配って作られているので、オススメですよというブログでした。気になる方はぜひ、ソリウッド吉祥寺ショップでGENチェアに腰掛けてみてください。ISU-WORKSブランドの椅子を豊富にラインナップしているのは、直営店を除くとソリウッドくらいですので。

 

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