2018.10.24

【No.2444】無垢材テーブルのお届けについて

今日のブログではソリウッドの無垢材テーブルのお届け方法とテーブルをお届けする際に一緒にお送りする付属品について書きたいと思います。

基本的にソリウッドで製作するテーブルは天板と脚を別々に搬入して、現地で組み立てをすることを前提に設計をしています。その際に重要なことは、ネジなどを木材に直接ねじ込むことをせずに、何度でも取り外しができることです。具体的な方法としては、天板の裏にメスのネジとなる金具を埋め込みます。ソリウッドでは鬼目ナットと呼ばれるものを使っていますが、これは、下穴を空けた木材に埋め込むナットで、埋め込んだ際に外れないよう鬼が持つこん棒のような突起物がたくさんついています。この突起物が木部の組織と絡みあうことで、簡単には外れなくなっています。鬼目と言われる所以でもあります。

実際の配達には運送会社のツーマンデリバリーサービスを利用することが多いです。こうすることで、弊社スタッフでは配達できなかった遠方への配達や土日祝日や夜の時間帯などの配達も可能になりました。運送会社のスタッフが２名で伺い、天板と脚を搬入した後で、組み立てまで行います。組み立ては、天板を逆さの状態で毛布や緩衝材で養生した上に置き、そこに脚を固定していきます。脚の固定にはボルトを使い、これを六角レンチで締めていきます。脚の取り付けが終わったら、テーブルをひっくり返して組み立て完了となります。通常の組み立て作業自体は、４人がけのテーブルでしたら１０分もかからないと思います。最近ではタワーマンションなどはお客様宅に着くまでに時間を要してしまうことが多く、組み立て作業よりは搬入に時間がかかるケースがありますので、運送会社のスタッフが着いてから長い場合で1時間程度、戸建の家でしたら３０分程度の作業となります。

テーブルの配達の際には、脚の裏に貼るフェルトとオイル仕上げのテーブルの場合はメンテナンス用オイル、脚を外したり締め直したりする際に使う六角レンチを一緒にお持ちします。フェルトについては、床がフローリングの場合、引きずったりしても床に傷がつかないように脚の裏に貼っています。こちらは、組み立て作業の時に運送会社のスタッフが貼ります。

メンテナンス用オイルは、お届けするテーブルに塗っているものと同じリボス社のオイルをプラスチック容器に入れてお渡ししています。リボスボイルは有害な科学物資を含まない自然塗料として、ドイツをはじめ日本でも使われている家具用オイルです。塗料というと、あけるとシンナーのきつい匂いを想像される方もいらっしゃるかと思いますが、そのような刺激臭はありませんが、メンテナンスを行う場合は、窓をあけるなどの換気をして頂いたほうが良いかと思います。容量的には、W１５００のテーブル全体に塗っても３、４回ぐらいは使える量になります。容器の中で、成分が沈殿していることがあるので使う前には十分に振ってからお使い頂ければと思います。

一度搬入設置されたテーブルを別の場所に移動させたく、脚を一度とる必要がある場合は、付属の六角レンチをお使いください。一つ脚に最大６箇所ボルトがついているので、少し面倒くさい作業にはなりますが、こうすることでより頑丈さを実現しています。先述したように、ボルトは何回でもつけ外しすることができます。テーブルをひっくり返すのに、男性の方２名以上ですることをオススメします。引っ越しをする場合は、引っ越し業者さんであれば簡単に解体できますので、そこはお任せしてしまって良いと思います。

これまで説明した付属品については、もちろん無料でおつけします。メンテナンス用オイルが無くなってしまった場合はソリウッドの吉祥寺ショップでも販売していますので、スタッフまでお問い合わせください。

• Tweet
• シェア

• • 前の記事
  • 次の記事
• ブログ記事一覧に戻る