2014.01.08

3年使ったオイル仕上げのテーブルを公開します

無垢材テーブルをご検討されている方の悩みのひとつがテーブルの仕上げです。

仕上げには大きく2つ。オイル仕上げとウレタン塗装です。ソリウッドでもお客様のご要望に応じてこの2つの仕上げからどちらかを選んで頂いています。

オイル仕上げは、輪染みが出来やすく、キレイに保つのが難しいのではと思っている方も多いと思います。そこで、今日は実際に私が家で3年以上使用したオイル仕上げのテーブルの現状を公開したいと思います。

まず自宅のテーブルの使用状況ですが、材はメープル材で、家族2人で毎日朝晩の食事で使っています。食事以外には、たまにパソコンをおいて仕事をしています。ちなみに今もこのテーブルの上でこのブログを書いています。

使い始めの頃は、食事のたびにランチョンマットを敷いて食事をしていましたが、2年以上前からは何も敷かずに食事をしています。ただし、食器を置く際に食器の底が塗れていないかぐらいは確認しています。あとは特に気にせずに使っています。

そして、使い始めてからオイルを塗る等のメンテナンスは一切していません。そのため、全体的に出来た当初のツルツルな肌触りに比べると、すこしかさついた肌触りになっています。

細かいところをみてみると、気になる点が三カ所ありました。ひとつづつみていきます。

1、輪染み

3年使って出来た輪染み

食事をする際によく使っているところをみてみると、いくつかの輪染みががありました。写真の中央部分がその部分です。輪染みは、みる角度によって目立つ目立たないがあります。この写真は目立つ角度から撮ったものです。

2、汚れ

オイル仕上げのテーブルの汚れ

中央に少し光った部分があると思います。何かのきっかけでついた油汚れだと思います。この汚れはすぐ落ちます。水に濡らして絞ったふきんでこすれば簡単にとれます。実際にやってみたあとの写真がこちらです。

汚れすっきり

汚れはきれいさっぱりなくなりました。

3、へこみ

へこみ

テーブルの端になにかがぶつかって出来たと思われるへこみが一カ所あります。このへこみができたのは1年以上前ですが、この機会に目立たないように補修してみようと思います。

オイル仕上げのへこみを直すには大きく2つやり方があります。

・スチームアイロンをあてる

・水を浸したコットンをあてる

大事なことは、水分でへこみの部分を膨らませることです。スチームをあてるほうが短時間で強力です。ですが、今回はより簡単な後者の方法でやってみました。用意するのは、水を浸したコットンだけです。これをへこみのある部分に20分ぐらいおきます。

へこみを補修する方法

こんな感じで。そして20分後コットンを取ってみると、

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どうですか?だいぶ目立たなくなりましたよね!?

手で触るとへこみを少し感じますが、対処する前に比べるとだいぶ違います。遠目では気づかないくらいにへこみを解消することが出来ました。

気になる点は以上です。これ以外は、前述したようにオイルが抜け肌触りが少し変わってきたぐらいです。
オイル仕上げのテーブルはウレタン塗装に比べ、染みなどがつきやすいのです。しかし、ご家庭で補修しやすのも特徴です。今回は2と3についてはその場で解消してみました。輪染みについても、紙やすりとオイルがあれば目立たなくすることが出来ます。こちらはまた別の機会に紹介しようと思います。

賢木@吉祥寺

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