2014.08.14

無垢テーブル選び方講座ではこんなことを話します。

7月27日に行ったソリウッド テーブル選び方講座〜無垢材テーブルを選ぶ際に知っておくべき3つのこと〜が好評につき第2回を8月31日(日)に行います。時間は、14:00〜、場所は吉祥寺ショールームになります。時間は私が話すのは40分程度です。講座終了後は、質問を受けたり、ショールームを見て頂くことももちろん可能です。気軽に来て頂けるようにしたいので、予約などは必要ありません。ただし、事前にご連絡頂いた方には座席を確保致します。

お問い合わせなどはinfo@soliwood-crafis.com までメールでお願い致します。

話すテーマは前回とほぼ同じです。基本的には、無垢材テーブルを検討する方が悩みそうな3つのポイントについてこういった視点で考えると良いよといった内容になります。

このブログでもたびたび書いていることですが、悩むポイントは「樹種」、「サイズ」、「仕上げ」の3つだと考えています。詳細は、31日の講座で話しますので、ご興味のある方はぜひ吉祥寺ショールームにいらしてください。

テーブル講座のメインテーマは上記になりますが、前回同様、無垢材テーブルを選ぶ際にオススメしていることを最後に話します。それは「テーブル天板の裏側みる」ということです。

無垢材テーブルの天板の裏側をみると、そのテーブル製作者がどういった点を重視して製作しているか、どういう思いでデザインしているかなどいろんなものが見えてきます。ひとつ例を挙げてみると、天板の裏側をみてそのテーブルの「構造」がみえてくるということです。

このテーブルがどのように接ぎ合わされているか、反り止め用の対策がどのようにされているか、天板と脚の付き方がどのようになっているかなどがわかります。そして、そのひとつひとつにこだわりが見え隠れしています。

ソリウッドの場合でいうと、反り止めにも少しこだわっています。反り止めには金属製のものを使っています。単に金属といっても、質感や見た目も損なわないように黒のマット仕上げのもの使っています。もちろん、これは既成のものでなく金属加工工場で特別に作って頂いています。

もちろん、見た目だけでなく機能面においても独自の工夫がされています。反り止めはビスで天板と留めるための穴が空いています。通常このような穴は単純な円です。ところが、無垢材を使った天板の場合、湿度の変化などで木が伸縮します。その際に伸縮を少しスムーズに行えるよう穴を長円にして遊びをもたせています。細かくて、言わないと誰も気づかない点ですが、無垢材でテーブルを長年製作しているからこその工夫だと思っています。

このように、テーブル天板の裏には表面的には見えないところに作り手のこだわりが隠されていることがあります。ですので、テーブルを検討している方は、天板裏を見て頂き、気になったことがあったらお店の人に聞いてみてください。先ほどの反り止めのようなこだわりやその店独自の工夫を知ることになるかもしれません。

今日のブログエントリーでは「反り止め」の話を書きましたが、31日の講座では、もうちょっと違った内容の話もする予定です。

賢木@吉祥寺

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