2014.06.08

新築のお宅にチェリー材の無垢ダイニングセットを納品しました

相模湖工房で配達に関する噂がささやかれているそうです。

賢木@吉祥寺が配達に同行する時は雨が降ることが多い。あいつは雨男に違いない

と。

しっかりとしたデータはとっていませんが、私的には、「一時期、配達に行く日は雨が多いのは薄々感じていたけれど、最近はそんなことないでは!?」とそこまで気にしていません。が、昨日は半日配達に同行するスケジュールでしたが、がっつり雨が降ってしまいました・・・工房では、「やっぱり、あいつ(賢木@吉祥寺)が配達に行くと、雨が降る」また、いわれていることでしょう。

はなから話が脱線してしまいましたが、納品の際に、写真を撮らせて頂いたので紹介したいと思います。

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納品した時は、雨はおさまりつつありましたが、雨に濡らさないよう慎重に運び無事納品が完了しました。ソリウッドで納めたのはテーブルとベンチ、LENチェアです。広めのダイニングにどどんとW1900、厚み40mmの存在感あるテーブルです。脚は、3点臍(ほぞ)のTypeXです。TypeXの脚は華奢な印象がありますが、このように大きくて厚い天板でもバランスよく見えます。大きいテーブルの場合は、80mm角脚のように存在感のある脚が人気ですが、TypeXも単調ではなく少しアクセントになるようなテーブルをお探しの方にはオススメします。

LENチェアは以前にもブログで紹介した板座のLENチェアです。

板座のLENチェア。キリッとした座り心地は板座ならでは。

もともと、木の座面でお探しでしたので、座り心地とデザインで選んで頂きました。

こちらのお宅は、床に杉の無垢フローリングが貼られていました。

杉は赤身と呼ばれるピンクがかった部分と白い部分が混在しているものが多いです。新築など出来た当初は非常に白く明るい印象があるフローリングです。杉は針葉樹なので、柔らかく無垢材のフローリングですと、傷がつきやすいなどのマイナス面もありますが、直接肌に触れた際のあたたみが支持されているようです。

もし、杉のフローリングにオススメのテーブルの樹種はなんですか?と聞かれたら私は「チェリー」や「カバ」と答えます。

チェリー材は薄いピンクがかった褐色からオレンジがかった茶色に経年変化していきます。経年による色味の変化が杉に似ていると思っています。

出来た当初は、チェリー材のほうが白太がない分濃いですが、杉も経年変化で色が濃くなってきています。少し、経つと初めよりコントラストが弱くなりなじんでくるように感じるでしょう。木質や種類は全然違う杉とチェリーですが、相性はすごく良いと考えています。

もうひとつの「カバ材」は杉と同じように赤身と白太のコントラストがはっきりしている材です。ですので、杉材のフローリングにカバ材のテーブルを置くと、同じ色調でよくマッチします。ところが、カバ材はあまり経年変化しないので、時間が経過するとともに床の杉材が濃くなっていきます。そうなると、今度は、コントラストがついてきます。出来た当初と経年変化後では、違う印象になる組み合わせです。時が経って印象が変わるのも無垢材の床とテーブルの組み合わせの面白いところだと思います。

賢木@吉祥寺

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