2014.06.02

様々な長さの無垢テーブルを納品しました。

最近納品したストレートカットの無垢材はぎテーブルを紹介します。ここのところウォールナット材とチェリー材のストレートカットのテーブルを製作、納品することが続いています。現在、工房ではメーブル材やナラ材でテーブルを製作しています。同じ材での注文が続くことが時々あります。なんだか不思議なんですけどね…

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長いウォールナット材のテーブルです。W2400とここ最近ではかなり長い天板です。長くて良質な材料が入手しにくくなっている現状で材の入手に少し手間取りましたが、結果的に良い板で天板を作ることができました。無垢材テーブルは長さを足すことができないので、長いものを製作する場合は仕上がり寸法よりも長い材が必要になります。ウォールナットやチェリーのような北米産の木材は、フィート単位で切りだされます。7フィートから10フィートが標準の長さになります。国産の材も同じような長さで切られます。2100mm、2400mm、2700mm、3000mmと300mm単位で長さが決められています。

仕上がり寸法が2400mmの場合は、9フィートか10フィートの木材を仕入れなければいけません。9フィートだと約2700mmです。木口から割れが入っていない場合はギリギリ足りますが、余裕がないのでちょっと心配です。今回は10フィートの長さの良質材がお世話になっている材木屋さんに在庫があったので助かりました。

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今度は短いテーブルの紹介です。W1000mmのウォールナット材のストレートカットテーブルです。長さが短いと、1枚の板から2枚の板を採ることが可能になります。そうすれば、木味が同じ板が採れるので全体の統一感を作りやすくなります。2400mm以上の板なら1000mmの板を1枚の板から2枚採ることが可能になります。この事を我々は”2枚どり”と呼んでいます。

テーブルと同時に納品した椅子は高橋三太郎さんのTACチェアです。曲面が多く複雑な加工が必要なために値段は張りますが、座り心地は抜群です。

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続いてチェリー材のストレートカットテーブル。こちらは標準的なW1500×D850のサイズです。昔は1800mm以上の長さがあるテーブルがほとんどでした。しかし、最近はオーダーで製作するテーブルは1800mm以下のものが多くなりました。主な原因は、住宅事情です。家族も少なくなり、家自体も狭くなってきています。W1500サイズであれば4人家族でちょうど良いサイズです。

瑞木@相模湖

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