2014.04.05

失敗しないダイニングチェアの選び方

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ダイニングテーブルに欠かせない家具といえば、椅子です。椅子やベンチがなければダイニングテーブルは機能しません。そこで今日のブログではダイニングチェアを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを書きます。

私も常日頃、椅子を選ぶ際は実際に座ってみて考えた方が良いと言っています。私に限らず、椅子の製造・販売に関わる人の多くはそう言います。といっても座ってみてもよく分からないという場合もあると思います。では、どこを確認すれば良いのか?

座面高を調べてみる。

その椅子が身体に合っているかどうかは座面の高さを見るとだいたい分かります。椅子に深く座った時に足の裏の全面が床に着くかを調べます。足裏がつかないような椅子はダイニングチェアとしては向いていません。理想は膝の角度が90度になることです。

大抵の椅子は座面の高さが表示されています。SH420mmといった表記があるはずです。SHは座面の高さを表しています。一度、膝を90度に曲げた状態で膝裏から足裏までの長さを測っておくのも参考になります。私の場合は約420mmでした。ですので座面高420mmの椅子が数値的にはぴったりです。

椅子を選ぶ際には座ってみて膝の角度に注目してみるといいでしょう。ただし、注意する点が1つあります。椅子の試座をする場合の多くは靴を履いているということです。家の中でも靴を履いている場合はそれで構いません。が、多くの日本人は家の中では靴を脱いでいるはずです。ちょっと面倒くさくても試座の際は靴を脱いでみたほうが良いです。特に女性は、ヒールなどかかとが高い靴を履いていることが多いはずです。その状態で座ってみても正確な座り心地は分かりません。

吉祥寺ショールームでは下に敷く敷物を用意していますので、かかとの高い靴を履いている場合は声を掛けてください。

あと、部屋の中では常にスリッパを履いている方はその事を頭に入れておくのも良いと思います。気になる方は愛用のスリッパを持参して試座するのも良いと思います。

どうしても自分にあった座面の高さの椅子がない場合は、椅子の脚を切る事を考える必要があります。脚を切ることでプロポーションが崩れる場合もありますが、自分の身体に合わない椅子を使い続けるよりかましな気がします。ソリウッドで椅子をお買い上げの方で、脚を切って欲しい場合はお好みの座面高になるように脚を切断致します。

テーブルの高さと座面高の差を調べる。

ダイニングテーブルの高さと椅子の座面高の関係も使い勝手に影響を及ぼします。テーブルの高さと椅子の座面の高さの差が28cmから30cmの間が理想と言われています。ダイニングチェアを選ぶ際はダイニングテーブルの高さをチェックしておきましょう。椅子の場合と同様にテーブルも海外製品は、日本製に比べると高さが高い傾向にあります。外国産のテーブルに日本製の椅子を合わせると、座面との差がありすぎて無理な体勢を強いられることがあるので注意しましょう。

以上のことを頭に入れて、ダイニングチェアを選ぶと大きな失敗をなくす事ができるはずです。

瑞木@相模湖

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