2013.12.03

耳つきテーブルが出来るまで-木取り

乾燥が終了した板はもういつでも耳つきテーブルを製作する事が出来ます。出番が来るまで工房の中に桟積みしておきます。

その前に、板の状態を確認しておきます。割れや反りがどのぐらいあるのか。なるべく細かく板の様子を見ておきます。木口からどのくらい割れが入っているのか、割れを取り除いてどのぐらい長さをキープ出来るのか、幅はどのくらい取れるのか。

板は乾燥すると幅が少し縮みます。乾燥前の計測とどの位の差がでているかも調べておきます。板が動くのは幅方向です。長さ方向はほとんど変わりません。

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おおよその板の取り方を板にチョークで書き込んでおきます。

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お客様からオーダーが入ったらもう一度木取りをして図面を書いて提出します。OKが出れば、少し大きめに木取ります。

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幅の広い板は機械に入らないので、チェーンソーで余分な部分をカットしていきます。上の板は一部が薄くなっているので、長さ全部を使うことはできません。しかし、長さをカットすればテーブルとして十分使える板です。

木取りでテーブルの表情が決まります。どの面を使う、どの方向で使うか、慎重に選んでいきます。

瑞木@相模湖

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