2013.10.17

脚のデザインはどう選ぶ

無垢テーブルを選ぶ上でお客様が悩む点ベスト3は、樹種、仕上げの仕方、デザインではないでしょうか?樹種や仕上げの仕方は多くのサイトでも取り上げられていると思いますので、今日はデザイン、特に脚のデザインについて選ぶ際の手助けになりそうなことを書きます。

まずは基本的な脚のタイプをみていきましょう。

ダイニングテーブルの脚のデザインは、4本脚と2本脚の2つに大きく分けられます。4本脚はテーブルの角に4つの脚を配置したものです。

4本脚

2本脚はI字型の脚もしくは板脚を左右に配置するものです。

I leg 2

4本脚の場合は、バランスがよく安定型のデザインといえます。椅子で座る分には特にデメリットはありませんが、ベンチやベンチシートを使う場合は、横に出る際に少し邪魔になるという点があります。

2本脚の場合は、4本脚のデメリットである角を活かしやすいという点で使い勝手が良い場面があります。ただし、脚の位置に気をつける必要があります。2本の脚が外側になりすぎると見た目のバランスが悪くなります。さらに、短手のほうに人が座る場合は、脚の位置が外過ぎると邪魔になります。そのため、普段座る人数に対して余裕のあるサイズの天板だと採用しやすくなるデザインです。

ソリウッドでは、ダイニングテーブルの場合、4つの定番のデザインの脚があります。4つはともに4本脚になります。それ以外の4本脚や2本脚もご希望があれば相談の上、製作することが出来ます。

4つのタイプをひとつずつみていきます。

TypeST(80mm角4本脚)

TypeST

最もシンプルなデザインの脚です。80mmの四角柱がどっしりと天板を支えます。

TypeT(斜めテーパー4本脚)

TypeT

先にいくにしたがって細くなるテーパー脚を少し斜めにつけた脚です。見た目は一番華奢にみえますが、斜めに配置することによって踏ん張りが効くので、見た目以上に頑丈です。

TypeMT(幕板テーパー4本脚)

TypeST

TypeTと同じテーパー脚ですが、まっすぐついています。その分、横揺れに弱いところがあるので短手に幕板といわれる板をつけ、強度をつけています。幕板をつけることで短手に座る際に幕板が邪魔になることがあります。幕板が目隠しの役割になり、天板の裏側が見えないという利点もあります。

TypeX(3点臍4本脚)

TypeX

2枚の板を3つの臍(ほぞ)で固定した脚を45度づらして配置しています。これは少し変わったデザインの脚をラインナップに加えるためにデザインしたものです。そのため、他ではあまりみないかたちです。当初は、選んでもらえないのではないかと不安もありましたが、蓋をあけてみれば、この脚を気にいって店にきて頂くお客様もいるぐらい人気の脚になりました。

では、選ぶ際のポイントはなんでしょうか!?

それはズバリ「見た目」です。

テーブルの脚のデザインは、テーブルの見た目の印象を左右するものだと思います。簡単にいってしまうと、脚がごついとテーブルもどーんとした印象に、脚が細いとすっきりした印象になります。これは、個人の趣向があると思いますので、好みのものを選ぶのが良いでしょう。

ただし、沢山あるダイニングテーブルの中には強度において少し弱い脚のデザインがあることも頭に入れておく必要があると思います。本来であれば強度も十分なデザインであるべきですが、デザイン重視のものあります。細いデザインの脚が気にいった場合は、テーブルを少し揺らしてみたりと強度のチェックを忘れないようにしましょう。

賢木@吉祥寺

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