2013.09.25

楽天・広島ファンにオススメのブビンガ材

プロ野球のシーズンが佳境になってきました。既にセ・リーグではジャイアンツが優勝を決め、話題は広島カープがはじめてクライマックスシリーズ進出するかどうかになってきています。一方、パ・リーグは、楽天ゴールデンイーグルスが球団史上初の優勝が目前に迫ってきています。今、話題のこの2チームの共通点といえば、チームカラーが赤ということでしょう。

少々強引ではありますが、今日は材木・家具業界の「赤」にスポットを当ててみようと思います。

まず、材木でいう「赤」というと、「赤身」の部分をさします。赤身とは、木の内部の色が濃い部分を指します。一方、木の樹皮に近い部分は、中心部の赤身にくらべて色が薄いので白太と呼ばれます。一般的に赤身だけの板のほうが価格が高くなる傾向にあります。

木の種類によって赤身と白太の比率はすこし違ってきます。杉やカバ・トチといった木は比較的白太の部分が多いです。ウォールナットやチェリーは、色の濃淡の差は多いですが、面積的には白太が少ないです。ウォールナット材の場合は、家具を製作する際には白太の部分が表にこないようにしているものを多いです。

逆に赤身と白太の色のコントラストを上手く利用して製作するテーブルもあります。下の写真はカバ材の耳つきテーブルですが、中心部分が色が濃く、まわりが薄いのがよくわかると思います。
赤身と白太がくっきり

ここまでは、1つの木の中の「赤」について書きましたが、次に材自体は赤色をしている木を紹介します。

「赤い木」の代表的なものは、ブビンガ材です。

赤い木 ブビンガ材

ブビンガ材は、赤道に近い中央アフリカ、カメルーン、カボン、コンゴといったアフリカ諸国が原産国になります。また、非常に大きく成長する木で高さ30メートル、幅1メートルを超える大きさになります。
伐採されたブビンガ材

写真はアフリカ国内で伐採され鉄道で運ばれるブビンガ材の丸太です。

材となったブビンガ材の特徴は、

・塗装では表現できない味わい深い赤茶色の木肌

・重い!

といった感じです。

日本では、テーブルの他に飲食店のカウンターや大きな1枚板テーブルに使われることが多いです。ただし、近年では流通量が少なくなり、価格も高くなってきているのが現状です。ソリウッドでも以前は在庫の板がかなりありましたが、今は少なくなっています。

吉祥寺のショールームには、ブビンガ材の柾目で製作したW1500のテーブルがあります。

ブビンガ材柾目テーブル

柾目を使用しているので、木目もスッキリでモダンな雰囲気にも合います。さらにお部屋のアクセントになるインパクトも十分です。

楽天イーグルス、広島カープのファンの方、赤いテーブルはいかがでしょうか?

賢木@吉祥寺

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