2013.09.08

椅子を選ぶ

これまでは、無垢テーブルにスポットを当ててブログを書くことが多かったような気がします。そこですこし違った角度というか家具の話にします。今日は、椅子について私なりに考えた選び方のポイントをテーマにします。

椅子を選ぶに当たってひとつ覚えておいて頂きたいのは、「座り心地は人それぞれ」ということです。椅子は体を支える家具ですので、体型が違えば、椅子と体の接点も変わってきます。

ですので、椅子を選ぶ1つ目のポイントは「実際に座って座り心地を確かめてみる」です。

これは、自分と相性の良い椅子を探すということになります。

椅子には、世界中でロングセラーとなっている有名なものも存在します。そういったものは見た目も良いですし、一定の支持があるので、良い椅子であることは間違いありません。ただ、あなたにとって座り心地の良い椅子かどうかは、別の問題だということです。

食事の際に座って、あとはソファーなどでくつろぐ時間が多い方には、座り心地はそこまで重要ではないかも知れません、椅子に座っている時間が長いという方は、デザインが格好よい、売れているというだけで、購入するのは危険だと思います。

次のポイントは、座る際に出来るだけ、普段の姿勢で座ってみるということです。真剣に椅子を探している場合は、家具屋さんなどで椅子に腰掛ける際に靴を脱いで座ってみましょう。日本では、自宅で椅子に座る際に、靴をはいていない人がほとんどでしょう。

さらには、自分がよく座る姿勢で座ってみることもオススメです。

自分の姿勢で座ってみる

脚を組んでみたり、あぐら描いて座る、お尻を前にすらして座る人も多いと思います。家具屋さんでは、そのように座るのは恥ずかしいと思うかも知れませんが、買った後で、自分がくつろげる態勢がとれないと後悔するよりは良いでしょう。それに接客する立場からみると、そのようにされるほうが具体的なアドバイスが出来ることも多いと感じます。

そして、最後のポイントは、テーブルサイズとの兼ね合いから適切なサイズを知るということです。椅子とテーブルの関係で、気にして頂きたいのは高さです。この高さを間違えると、普段食事をする際に、使いづらく感じてしまいます。これを阻止するには、テーブル高と座面高の差が280mmから300mmになるようにすると良いと言われています。これは人間工学的観点から導きだされた数値だそうです。国内でデザインされた椅子は座面高400mmから420mmに設定されていることが多いです。先ほどの差尺の数値を当てはめると好ましいテーブル高は680mmから720mmということになります。

椅子を選ぶ際の参考にして頂ければと思います。

ソリウッドでは、オリジナルの椅子・ベンチの他に日本人デザイナーによってデザインされ、日本国内の工場で生産されている椅子も扱っています。ラインナップについては、ソリウッドの無垢チェア・ベンチのページをご覧ください。

賢木@吉祥寺

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