2018.07.25

生活スタイルに合わせて柔軟対応できることも重要【No.2355】

お客様と話しをしていて、無垢材テーブルは長く使えるモノとして捉えている方が多いと感じます。確かにその通りでテーブル表面の汚れやオイル仕上げのテーブルの場合は染みなどがつくことはありますが、基本的に木自体が脆く買い替えなければいけなくなるということは考えにくいです。ですので、20年、30年とお使い頂けると考えて頂いて良いと思います。では、無垢材テーブルを買うとよいタイミングはいつなのでしょうか?

多くの方は、家の転居あるいは家の購入を機に、せっかくだから長く使える木のテーブルを購入しようと思うのかなと感じています。特に家を購入する際は、新築を建てる場合はなおさら、戸建やマンションを購入する際もその部屋に合わせてインテリア全体を見直すことも多いと思います。新築を建てる際は、床材や内装に使われる木材の樹種など決めなければいけないことは多々あります。家を建てるにあたり、木材のことを調べる方も多いと思います。これまで聞いたことのない材の名前もたくさん出てくるかと思います。どんな材かを調べたい場合は、まず針葉樹か広葉樹かを確認すると良いと思います。針葉樹の材質は広葉樹に比べると、柔らかく木質のことが多いです。杉やヒノキなどは何もコーティングしていなければ、爪をたてるとその痕がついてしまうくらいです。そうなると、食事をするだけでなく、その上で物を書いたりする場合には少し堅さがたりません。これは無垢材テーブル選び方講座でも話をしていますが、長く使える丈夫なテーブルを探しているのであれば、針葉樹ではなくある程度の堅さがある広葉樹を検討するほうが良いと思います。とはいえ、家のことになると、杉やヒノキなど針葉樹の名前をよく聞くと思います。表面は柔らかいですが、その分、空気を多く含みので触った感じはあたたかく感じます。ですので、フローリングなどに使うとよりあたたかみを感じることができます。また、まっすぐ縦に伸びる木なので、まっすぐな木目が期待でき、上からの力には耐えることができます。こうした点をメリットとみて、家の柱などには適しています。

広葉樹は一部例外をのぞき、ある程度の堅さが見込めます。ですので、あとは木目の出方の感じや色味で選ぶのがよいでしょう。

長く使えるテーブルを選ぶ際には材種以外にも考えておくとよい点があります。それは生活スタイルに合わせて柔軟に対応ができるかどうかです。サイズや樹種などの核心的な部分は変更できませんが、脚のデザインや生活スタイルに合わせてローテーブルからダイニングテーブルへと変えることができるかなどはテーブルの構造によって実現は可能です。実際に、お客様から質問を受けることも多いです。ソリウッドの標準仕様のテーブルは基本的にテーブルと脚が別々になっていて、脚の着脱は何回でもできるようになっています。そのため、今はローテーブルとして使っているけど、将来的にダイニングテーブルとして使いたいという場合でも脚を取り替えれば実現は可能です。ただし脚の付け替えには、大人2人でテーブルをひっくり返すことが必要なので、それなりの力は必要ですが、それをクリアすればあとは六角レンチでボルトを緩め、新しい脚にかえてボルトを締め直せば交換は可能です。脚は4脚1セットで製作できます。もちろん、ダイニングテーブルからローテーブルへのチェンジも可能です。

20180725 1

少しとりとめない内容になってしまいましたが、長く使えるものであるからこそ、内容をより吟味することが必要だと思います。テーブル選びで悩みごとなどあればぜひソリウッドのスタッフまでご相談ください。

180128_profil.jpg

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
お問い合わせフォーム
Facebook Twitter Instagram Pinterest