2018.07.16

北海道下川町産のクルミを使った耳つきテーブルを展示中です。【No.2246】

暑い日が続いています。ちょっと外での作業は厳しくなっています。本当に暑いですよね。ちょっと油断すると熱中症のような症状が出て来てしまいます。水分をたくさん摂るようにしていますが…

さて先日、国産のクルミ材を使用して製作した耳つきテーブルを紹介しました。でもそのテーブルはすでに成約済みになってしまいました。しかし、実はもう一台あるんです。もちろん違う板を使用している違うテーブルです。ですが、使用しているのは紛れもなく国産の木材です。こちらも北海道下川町さんのクルミ材を使用しています。

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以前に紹介したテーブルよりもワイルドな感じがします。一箇所耳が膨らんだ部分があってより自然な雰囲気が出ています。ストレートカットのテーブルよりも形はマイルドな印象がするのではないでしょうか。耳つきテーブルの場合、形は耳の形状によります。板のラインはみなさんが想像する以上に様々です。なるべく使い勝手がいいように緩やかなカーブを耳を使うようにしています。カーブがきついと幅が広い部分と狭い部分の差が大きくなってしまいます。最小幅を850mmにすると最大幅は950mmくらいになってしまうことも結構あるのです。幅が広くなりすぎると逆に使い勝手が悪くなったり、スペースが狭くなってしまったりします。なので、そういう板は耳の端と端をカットして一部耳つきとする場合もあります。また、今回の耳つきテーブルのように少しボコッとなっている部分もあります。コブのようになっているのも時々あります。そういうのが付いていた方が良いという方もいるので邪魔にならないようなものは残すようにしています。

クルミ材は優しい雰囲気を醸し出す木材です。ストレートカットテーブルでも人気の樹種です。広葉樹材の中ではちょっと軽めで柔らかい木材です。と言っても針葉樹材よりは重さもありますし、硬さもあります。針葉樹ほどは柔らかくはないです。ウォールナット材やチェリー材に比べると若干軽くて柔らかいかなという感じです。ナラ材と比べると重さや硬さの違いは一目瞭然です。

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木目のアップ。無垢材は一枚一枚の板の模様が違います。ツキ板が貼られている化粧合板は同じような木目が並んでいることが多いです。ツキ板は一本の丸太がら無数の薄い板を作り出します。厚みは0.2mmや0.6mmといった感じです。厚みにはいくつかありますが、おおよそは1mm以下です。なので、同じ丸太からたくさんの枚数が取れます。同じ丸太を薄くスライスするので同じような木目が並ぶわけです。でも、無垢材は同じ丸太の板を並べても化粧合板ほど同じ木目にはなりません。多くの場合は違う丸太から製材された板を使うことになります。

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こちらのテーブルは脚も付いています。ソリウッドでは定番となって人気のある斜めテーパー脚が付いています。下の方へ行くに従って細くなっている脚です。シュッとしてスタイリッシュな脚になっています。すでに吉祥寺ショップに展示してあるので気になる方はぜひご来店してみてみてください。

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