2018.06.05

ソリウッドの定番無垢材テーブル。【No.2305】

ソリウッドの無垢材テーブルは、ストレートカットテーブルと耳つきテーブルがあります。ストレートカットテーブルは、ウォールナット材、チェリー材、メープル材、ナラ材、タモ材、クルミ材の6樹種から選択することができます。ストレートカットテーブルは、4辺を真っ直ぐにカットしているテーブルです。長方形のケースが多いですが、正方形のテーブルも製作することが可能です。(あまりに幅の広いテーブルは製作不可能な場合もあります。) 丸テーブルも耳つきテーブルではないという理由で一応ストレートカットテーブルの仲間にしています。

樹種によって、天板の厚みが違います。ウォールナット材、チェリー材、メープル材の3樹種は天板厚が30mmと40mmの2種類から選択ができます。板は製材される板厚が決まっています。ウォールナット材、チェリー材、メープル材は北米産の木材です。北米産の木材は、4/4inch、6/4inch、8/4inchというような厚みで製材されています。テーブルに使うのは6/4inch、8/4inchです。我々は単に6/4、8/4と呼んでいます。6/4は約38mm、8/4は約50mmになります。30mm厚天板は、6/4から、40mm厚天板は8/4から製作します。製材されて乾燥された板は反ったり、捻れたりしています。そこから綺麗に整えてテーブルなどの家具を製作します。そのため、仕上がり厚からやや厚い板を使わないと駄目です。長さや幅にもよりますが、仕上がり寸法よりも5mm~10mm厚い板から仕上げるのが一般的です。

日本で製材されている木材は27mm、34mm、45mmといった厚みで製材されます。ソリウッドのストレートカットテーブルのナラ材、タモ材、クルミ材は天板厚が28mmになります。34mmに製材された板から28mmに仕上げます。以前は35mm厚の天板も製作していましたが、ナラ材など45mm厚の板が入手しづらくなったこともあり、今は28mm厚のみになっています。

天板の厚みは厚い方が丈夫ではありますが、その分重くもなります。しかし、28mm、30mm厚天板であっても通常の使用であれば問題なく使用できます。ただし、天板の長さが2000mmを超えるような大きい天板の場合は厚い天板の方が良いと思います。最近ではなるべく薄い天板が良いというお客様が増えています。昔はなるべく厚い天板が良いというお客様が多かったので、全く逆の傾向になっています。

ソリウッドのストレートカットテーブルでは4タイプの脚が用意されています。

・タイプST 80mm角4本脚
・タイプT  斜めテーパー4本脚
・タイプX  3点ほぞ4本脚
・タイプMT 幕板テーパー4本脚

の4タイプです。タイプSTは王道の角脚です。ソリウッドでも長年作っている定番の脚の形です。80mm角でどっしりとした感じがします。タイプTは60mmから40mmへと細くなっている脚で、タイプSTと人気を2分しています。タイプXは他のメーカーではない形の脚です。2枚の板を3箇所のほぞで繋いでいます。80角脚を少しライトな印象に見せるためにデザインした脚になります。タイプMTは短い辺だけ幕板をつけた脚です。

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こちらはチェリー材のストレートカットテーブルで幕板テーパー脚(タイプMT)がついています。幕板がついているとがっしりした印象がします。見た目的には幕板があった方がカッコいいかなと思います。でも、長い辺に幕板がついていると、肘掛けがある椅子が使いづらかったり、膝を組むのが大変といったデメリットがあるので、ソリウッドでは長い辺にの幕板はつけない構造にしています。幕板テーパー脚の幕板は意匠的なデザインです。

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