2018.06.04

板座面の椅子。【No.2304】

6月の【無垢材テーブル選び方講座】は、10日と24日に開催します。共に日曜日です。偶数月は第2日曜日と最終日曜日に【無垢材テーブル選び方講座】を開催しています。この講座では、無垢材テーブルの購入を検討している方を対象にどんな風に選べばあなたに最適な無垢材テーブルを選べるかについてアドバイスします。講座終了後に個別の相談に応じることも可能です。新築工事の予定がある方、マンションの購入を検討している方などまだテーブルについて具体的なことは何も決まっていない方でも聞いて損はないはずです。

テーブルと一緒に使うのが椅子です。ソリウッドでは、無垢材テーブルと合わせて使うのに最適な木の椅子を多数用意しています。どの椅子もオーダーを受けてから製作する受注生産方式を採用しているため、樹種やファブリックを選択肢の中から選ぶことができます。その分、納品までは1~3ヶ月ほどのお時間を頂きます。

ISU-WORKSブランドの椅子は、木の特徴を活かした丁寧な椅子作りが特徴です。多くのモデルで板座面を選択できるのもISU-WORKSの特徴です。木が好きな人にとっては、板座面が選択できるのは嬉しいですよね。

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こちらはENNチェアという椅子です。シンプルなデザインで板座面を選択される方が多い椅子です。ゆったりと座れるサイズ感なのも嬉しいです。

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ISU-WORKSの椅子の板座面はとても工夫されています。普通、板座面は幅の広い板を削って形作られているものが多いです。しかし、ISU-WORKSの板座面は幅の狭い板を数枚、間を開けて並べて固定しています。こうすることで従来の板座面よりも軽量で、見た目も軽い印象の座面になっています。座ると若干しなってお尻を支えてくれるのも座り心地に影響していると思います。座面の表面は少し荒らしてあるので滑りにくくなっています。他の部材のようにスベスベに仕上げてしまうとお尻が滑って安定して座ることができなくなってしまいます。表面がザラザラしていれば、滑りにくくなって座りも安定します。

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LOGチェアもISU-WORKSならではのデザインの椅子です。特徴は何と言っても背に配置された二枚の板です。縦に二枚の板を並べて背にする発想は中々浮かんでこないような気がします。ISU-WORKSの椅子をデザインしているのは木工家の高橋三太郎さんです。三太郎さんは自らの手を動かして製品を作る活動もしていて、木の特徴なども熟知しています。普段から木という素材に慣れ親しんでいないとこういう木の活かし方はできないはずです。斬新なデザインではありますが、二枚の板がしっかりと背中を支えてくれるので座り心地も良いですよ。LOGチェアにも板座面の設定があります。

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MAGチェアはショートタイプの肘掛けがついています。前まで肘掛けが伸びていると邪魔に感じることもあります。が、短い肘掛けだと邪魔になることもありません。それでいて肘掛けがない椅子よりは断然使い勝手がよくなります。写真はナラ材のMAGチェアですが、板座面を選択することでスッキリとした印象になります。板座面は見た目がスッキリしてかっこいいですね。ファブリック張りの座面に比べると座り心地の面では少し劣りますが、張替えの必要がないなどのメリットもあります。

布座面か板座面か決めかねている方は一度ソリウッドの吉祥寺ショップで板座面の椅子に座ってみてください。長時間座る場合はファブリック張りの方が良いですが、食事の時だけなど時間が限定されているのなら板座面もいいかもしれませんよ。

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