2018.05.06

AWAZA LDチェア:個人的レビュー【No.2275】

ソリウッドの吉祥寺ショップでは、国内で生産されている3つの椅子ブランドの木の椅子を扱っています。現在扱いのある椅子ブランドは、「宮崎椅子製作所」、「ISU-WORKS」、「AWAZA(いのうえアソシエーツ)」の3つになります。ソリウッドが生産する木のテーブルと一緒においてあうかどうかと、しっかりとした作りで長く使うことができるのかといった観点でセレクトをしています。3つのブランドの中でも、種類はさまざまで現在では26種類の椅子を取り扱っています。これだけあればお気に入りの椅子が見つかることでしょう。最近、このブログで取り扱いのある椅子1つをピックアップして個人的なレビューを書いています。今日は「AWAZA LDチェア」を取り上げてみたいと思います。

 

「AWAZA LDチェア」はいのうえアソシエーツを主催する井上昇氏がデザインしたリビングダイニングチェアです。LDはリビングダイニングを意味していますが、その名の通りダイニングチェアとしてだけでなく、リビングでリラックスすることも視野にいれてデザインされています。

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幅広い座面と背がしっかり体を支えてくれる

AWAZA LDチェアは、座面の幅も広く、木のダイニングチェアとしても大きい部類に入ります。そのぶん、ゆったりと座ることが出来ます。また、一番の特徴といえるのが、腰をしっかりと支えてくれる背の部分です。AWAZAチェアはもともと「腰の椅子」というコンセプトでデザインがされていて、腰痛持ちの方でも問題なく座れるケースが多いといいます。私自身は腰痛に悩まされているわけではないので、実感はできないのですが、吉祥寺ショプにご来店した腰痛持ちの方の感想を聞くと、やはり他の椅子に比べると圧倒的に座りやすいというコメントを頂いたこともあります。この椅子は、座面も背の部分もクッション性のあるウレタンフォームを布もしくは革で包み込んでいて、背やお尻へのあたりは優しいです。座面は座ってみると沈みこむような柔らかさではありませんが、心地よく座ることができます。

 

出入りも楽なハーフアーム

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「AWAZA LDチェア」のデザイン的なアクセントにもなっているのが、肘掛部分です。椅子の肘掛けは前脚と接合するかたちで椅子の前方まで肘掛けがくるものと、その半分くらいの長さのみになっているハーフアームの2種類に分類されます。ハーフアームの場合、肘の治まりに若干不安を覚えるケースもありますが、このAWAZA LDは肘掛け部分が水平についていて、さらに幅もあるので肘を置いたときの安定感は抜群です。これだけしっかりと腕を支えてくれるのであれば、ハーフアームでも全く問題がないと感じます。ハーフアームだと、出入りの際に、椅子を動かす距離が短くて済みます。頻繁に立ったり座ったりすることが多い方には、すっと出入りができるハーフアームはオススメです。

 

AWAZA LDチェアは、ナラ材、ウォールナット材、チェリー材の3種類の樹種で製作が可能です。また、張るファブリックも選ぶことが可能です。座面と背の部分は交換が可能です。中のウレタンがへたってしまったり、張り地が汚れてしまったときなどはその部分だけ新しいものと交換が可能です。長年使っていると、座面などはどうしてもへったてきてしまいますが、新しいものと交換できる設計になっているのも嬉しい点です。

 

ゆったりと長い時間座れる木の椅子を求めている方には、ぜひ一度座ってみて頂きたいと椅子です。吉祥寺ショップではナラ材のAWAZA  LDチェアを展示しています。もちろん、自由に座って頂くことが出来ます。

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