2018.02.15

白っぽい明るい耳つきをお探しならカバ系がオススメ【No.2195】

今日の東京はここ最近では暖かいと感じる穏やか日でした、鼻がムズムズするなどの話もちらほら聞くようになり、だんだんと春が近づいてくる気配がします。気候が暖かくなると、気分も明るくなってきますよね、そうすると、テーブルも明るい色味がいいなぁなんて思う方も多いかもしれません。ある程度の硬さがあり、長く使うテーブルや家具として使われる木の中で、白っぽく明るめの材といえば、メープル材が真っ先に思い浮かびます。メープル材は黄白色の明るい色味で、使っていくうちにやや濃くなる変化をする木です。見た目的には北欧テイストにもマッチし、原色に近い鮮やかな色味との相性もバッチリです。白っぽい木なので、軽い印象が持つ方もいらっしゃいますが、軽いのは見た目だけで、中身を詰まっていて重たい部類に入ってきます。持ってみると、どっしりとした感覚があります。そんな見た目と中身のギャップもメープル材の特徴と言えます。

時々、メープル材の耳つきテーブルは製作可能ですかと問い合わせを受けることがあります。残念ながら、耳がついた状態のメープル材は滅多にお目にかかれません。明るめの色味で耳つきテーブルになる樹種としては、イタヤカエデ、カバ、トチなどが挙げられます。今日は、その中でカバ材にスポットを当てます。

カバ材とはカバの仲間の総称のようなもので、実際には、マカバ、オノオレカンバ、メジロカバ、シラカバといった個々に名前がついています。カバは昔からカンバという風にも呼ばれてカンバと呼ぶ方もいらっしゃいます。カバは漢字で書くと樺となります。最も知名度があるのは、シラカバ(白樺)かもしれません。材木でというよりは、立木の状態での美しさが人気で、白樺の森は絵になります。日本でも寒い地方を中心に多く見られますが、伐採して製材して家具に使うということはあまりされてません。パルプの原料や合板などに多くが回ってしまいます。そんなシラカバ材ですが、もちろん家具にすることもできます。ソリウッドでは、今回北海道下川町で森林資源を使った豊かな暮らしを提案するNPO法人「森の生活」さんのご協力を得て、シラカバ材の耳つきテーブルを製作し、吉祥寺ショップで販売しています。シラカバ材は、他のカバ材と違い、中心部分と外側部分の色味の違いが少なく全体的に白褐色をしています。ところどころに随斑と呼べれる黒い線状の模様が入ります。これもシラカバ材の特徴で他のカバ材でもあまり見かけません。この随斑部分も凹んだり、穴があいたりしてる訳ではありません。ですので、欠点と呼ぶことはふさわしくないので、模様や木目の一部と思って頂ければいです。

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こちらのシラカバ材は現品販売の耳つきテーブルです。サイズや足のデザインはすでに決まっていますが、価格的には現品販売の特別価格になっています。W1500で¥159,840と耳つきのテーブルとしてはかなりお求めやすい価格になっていると思います。

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こちらは同じく現品販売のカバ材耳つき3枚はぎテーブルです。これは雑カバと言われることがありますが、個人的にはカバ材と表記しています。先ほどのシラカバ材のテーブルと比べると、天板の厚みに差があります。天板の厚みが40mmとどっしり感あります。テーブル天板の厚みについては、硬めの広葉樹であれば、30mmあれば強度的には問題ありません。あとは、見た目の問題となります。

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