2018.02.07

ダイニングチェアを選ぶポイント【No.2187】

ダイニングチェアとは、その名の通り食事をする際に座る椅子ということになりますが、デザインやサイズなど様々なバリエーションがあり、いざ選ぶとなるとどう選んでいいか悩んでしまうこともあるかと思います。ソリウッドでは、国内で生産されている木製のダイニングチェアを20種類以上扱っていますが、デザインは全て違います。価格帯は、1脚4万円代から10万円を超えるものまで幅も広くなっています。今日のブログでは、ダイニングチェアを選ぶ際のポイントとなる点を挙げていきます。

座り心地で選ぶ

ダイニングチェアは毎日食事をする際に腰掛ける道具です。1日に一回は必ず座ることになるでしょう。ですので、見た目のデザインも大事ですが、それだけでなく座り心地という点も重要になります。しかし、座り心地というのは人それぞれの感覚になるので、絶対的な指標となるべきものがありません。自分にとって座り心地の良い椅子というのは、たくさんの椅子に座ってみて段々わかってくるということもあるので、まずはご自身でひたすら座ってみるのが良いでしょう。座る際に、いくつか気にしておくと良い点があります。

背中があたる位置

私個人的には、背中を支える背の部分がしっくりくるかが座り心地に大きく影響すると考えています。腰が当たる部分がある程度の幅があり面で支えてくれるものが安心感があります。腰をかけた際に、背中や腰に点で当たる感じがある場合は長い時間座っていると、その部分が少し痛くなることがあります。

座面の硬さ

座った時にお尻と裏ももを支える座面の硬さも椅子によって全然違います。座った際に、沈み込むような感じになる柔らかいものもあれば、反発を感じるような硬い座面もあります。これもどういったものがしっくりくるかの好みの問題になると思います。一般的に木の座面よりはクッション性のあるウレタンフォームを布や革で覆った座面の方が柔らかくなります。食事をするだけの短い時間でしたら、木の座面でも全く問題はありませんが、長時間座って本を読むとか団欒するといった場合はお尻が痛く感じてくることがあります。長い時間座るということが多いのであれば、クッション性のある布座もしくは革座を選択するのが良いでしょう。

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上の画像の椅子はTACチェア(ISU-WORKS)の板座です。お尻の形に合わせて中心部分をほり込んでいるので座り心地も悪くありません。

肘掛けがあるかないか

ダイニングチェアのデザインには肘掛けがあるものとないものがあります。これもどちらが良いというものではなく、それぞれ特徴があります。見た目やすわり心地だけでなく、機能面での違いもありますので、しっかりと違いを把握しておくことが必要になります。

肘掛けのない椅子は、実際に座ってみると肘掛けがないことでどうしようもないくらい不快に感じたり、座り心地が悪いといったことは感じないと思います。肘掛けがあるなしを比較しない限り、デメリットはないかもしれませんが、肘掛けがある椅子に比べると、リラックス度でやや劣る、立ち上がる際に支えがないので、立ち上がるのが少し大変といった点が挙げられます。逆に、見た目がシンプルで重量が軽い、価格が安いといったメリットもあります。さらには、肘掛けがない分、横幅は短くなる傾向にあるので、テーブルの脚と脚の間が狭いといった場合には、重宝します。

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Hakuチェア(宮崎椅子製作所)

肘掛けがあると、やはりゆったりと座ることができます。食事をするだけと考えると肘掛は必須ではないですが、やはりあると落ち着くという感覚は多くの方が感じるところでしょう。食事をするだけでなく、本を読んだりテレビを見たりする際にも座るということであれば肘掛けがあった方が便利です。肘掛けも肘掛けが前脚までがっつりあるものと、途中までしかないタイプがあります。途中までのタイプの方が座ったり立ったりする際に椅子を引く距離が少なくて済むので、そういった機能面を求める場合は肘掛けが途中までのタイプの方が良いでしょう。

賢木@吉祥寺

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