2018.02.05

丸い座面の椅子もいいんじゃない?【No.2185】

気がついたら2月になっていました。そして今日はもう5日。暦の上ではもう春なんですね。とは言ってもまだまだ寒い日が続いています。2月も雪が降ったりするのですかね?2週連続で降り積もった雪のせいで、身体がしんどいです。雪かきをしないと車の出入れが出来なかったりするので、雪かきはマストです。でも結構時間がかかるし、身体がバキバキになります。正直もうやりたくないので、雪は勘弁してください。

さて先日のブログでソリウッドが取り扱う3つの椅子メーカーを紹介しました。3メーカー全てを紹介しようとしたので、それぞれが短くなってしまいましたが、各社の特徴は分かって頂けたと思います。まだ、読んでいない方はぜひ読んでみてください。

ソリウッドで扱っている良質な木の椅子3メーカー。【No.2182】

今日も椅子について書こうと思います。木の椅子は座面が四角いものが多いです。でも、丸い座面の椅子もいくつかソリウッドでも取り扱っています。丸い座面はコンパクトに見えるのと可愛らしく見えるのが特徴のような気がします。座り心地に関しては四角い座面とそんなに違わないでしょう。

ソリウッドで取り扱う丸い座面の椅子で私が一番おすすめなのがISU-WORKSのYACチェアです。YACチェアはISU-WORKSブランドの新作になります。まだ、発売から時間も経っていないのでお客様にも知って頂けてないのが実情です。でも、このYACチェア、とっても座り心地が良いんです。

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一番のポイントは背です。背が絶妙な位置で背中を支えてくれるんです。

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背自体はそんなに大きくはありません。でもしっかりと背中を支えてくれます。よく見ると背が少し後ろに傾いています。この傾きがちょうどいい具合に背中を支えてくれる訳です。

と座り心地の良さを先に説明してしまいましたが、全体はこんな感じです。

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脚が少し反っている感じについています。なんだかタコの足のようですね。通常、丸い座面の椅子は脚がクロスに組んである上に座面が固定されています。でもYACチェアは座面枠に脚が固定されています。一見なんてことないデザインですが、製作上は結構難しいデザインです。なのでこうしたデザインの椅子はそうはないと思います。ISU-WORKSの椅子の製作を担当している山上木工さんはNC工作機による加工を得意にしている木工所です。この椅子を作る上ではNC工作機による正確な加工が必至です。逆に言うとNC工作機がないとなかなか実現しないデザインの椅子かもしれません。

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こちらは宮崎椅子製作所のLUNAチェアです。座面がクロスに組んである部材の上に乗っているのが分かると思います。こう組むのが従来の丸い座面の椅子です。でもクロスに組む分、少し野暮ったさがありますよね。YACチェアの方が座面周りがスッキリしてスタイリッシュに見えると思います。

もう一つ丸い座面の椅子があります。boチェアです。
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boチェアは座面に直接脚をつけています。通しホゾという組み方で、座面に穴を開けてそこに脚のホゾを叩き込みます。楔を入れて抜けないようにしています。
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座面上から見ると脚のホゾが通っているのが分かります。黒い線に見えるのがクサビで材の種類を変えてわざと目立たせる意匠になっています。このような脚の固定方法はスツールでもよく使われます。boチェアは現代版ウィンザーチェアとしてデザインされています。背がスポーク状になっているのが特徴です。シンプルな作りでかつクラフト的な雰囲気がある椅子です。取り扱いからコンスタントに注文を頂いている椅子ですね。

丸い座面の椅子は丸いテーブルとの相性も良いです。もちろん四角いテーブルでもバッチリ合います。四角いテーブルと合わせると少し個性的なダイニング空間が生まれるように思います。もし、ダイニング用の椅子を検討されているようでしたら丸い座面の椅子も候補に入れてみてくださいね。

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