2018.02.04

あえて輪染みをつけたテーブルの展示始めました【No.2184】

ソリウッドでは、テーブル選び方講座とオイルメンテナンス講座の二つのミニセミナーを行っております。テーブル選び方講座はすでに50回の開催を超え、多くの方にご参加頂き感謝しています。その中では、座って話を聞く他にオイルメンテナンスを実践をしています。テーブル選び方講座では、簡単ではありますが一連のメンテナンスの流れをやっているところを見てもらっています。メンテナンス講座はそれに特化したセミナーになります。その中で、メンテナンスをするものは小さい丸テーブルやベンチを使ったきましたが、今回専用のテーブルを用意しました。スペースなどの関係でこれまでやりたいと思っていながらも実現していませんでしたが、今のところ常設で輪染みなどを意図的に作ってあるテーブルを置いて見ることにしました。これからはこのテーブルの半分づつぐらいをセミナーごとにメンテナンスしていく予定です。早速ですが、輪染みをつける為にガラスのコップを水に濡らして二日間そのままにしておきました。コップをとった後でもその部分は濡れていたほどビシャビシャな状態にしておきました。普段の生活ではあまりこういった状況にはならないかもしれませんが、今回は染みをつけることが目的なのであえてしてみました。

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テーブルにこんな感じで染みができました。撮影した時間が夕方だったので、あまり目立っていませんが、昼など明るい時間ではもう少し目立つ感じの染みです。今回のように新しいテーブルにこのような染みができてしまうと「やってしまったなぁ」と嘆いてしまうかもしれませんが、オイル仕上げの場合はリフレッシュさせることができるのであまり落ち込まないでもらいたいと思います。染みができてすぐメンテナンスをすることもできますが、もう少し他に食べこぼしなどによる染みができてからでも大丈夫ですので、焦らないでください。

今後このテーブルは、毎日水拭きをして、醤油などの染みになりやすいものも積極的にこぼして生活感のあるテーブルにしていくつもりです。講座に参加されない方でも来店して頂ければご覧いただけるところに置いてあるので、オイル仕上げのテーブルを何も気にせず使うとこうなるのかということをある程度把握いただけると思います。今回つけた輪染みは、これからつくであろう染みと共に2月11日(日)と2月25日(日)に開催するテーブル選び方講座で紙やすりをかけてオイルを塗るメンテナンスを実践してリフレッシュさせたいと思いますので、興味のある方はぜひ講座に参加してみてください。10分程度の作業で目に見える効果が出せると思っています。

講座でも何回か質問を頂いていますが、ソリウッドではリボス社というドイツのメーカーの家具用オイルを使用しています。これは市販もされているものです。ソリウッドでテーブルをご購入頂いた方にはオイルを1ビンおつけしていますので、まずはそれを使って頂ければと思います。メンテナンスに使うオイルはそれほど量は必要ないので、おつけするもので、テーブル全体を塗ったしても2〜3回は塗ることができる量です。もちろん、市販もされていますが、どこのホームセンターでも取り扱っているようなものではないので、買う場合はネット通販を利用するのが確実かと思います。同じようなオイルとしては同じドイツのオスモ社、アウロ社、プラネットカラーといったものも販売されています。着色成分の入っていないクリアなものであれば、これらのものでもメンテナンスに使えますが、メーカーによって臭いや同じ量で濡れる面積など細かい点では違いがあります。

最後にメンテナンスの際の注意点も書いておきます。オイルは綿100%の布で染み込ませるように塗っていくのが最も簡単ですが、オイルがついた布を次も使おうとそのままにしておくと、工場など量を多く使うところでは簿や騒ぎになるなどの事例が出ています。これは空気と反応して熱を持つ性質があるからです。ですので、オイルが染みた布はそのままにせず、水でジャブジャブに濡らしてそのまま生ゴミとして捨ててください。次回以降は古くなったTシャツなどを使って頂ければと思います。

賢木@吉祥寺

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