2017.11.30

オフィスの会議室や応接スペースに無垢材テーブルがあっても良いんじゃない【No.2118】

昨日は、カフェやレストランに国内の家具工房で製作された質の高いゆったりと掛け心地の良い椅子がもっとあってもよいのではと思い、ソリウッドで扱いのある椅子の中からカフェやレストランにオススメの椅子を紹介させて頂きました。

飲食店やカフェにあったらいいなと思う木の椅子【No.2117】

今日はその続きというわけではありませんが、関連していると言えないこともないことについて書きます。それは普段私が「もっと世の中の会社の会議室や応接スペースに無垢材テーブルがあっても良いのでは!?」ということです。無垢材を専門にしている家具屋の人間がこういうことをいうと営業トークではあるのですが、少々おつきあい頂けばと思います。

オフィスの会議室や応接スペースに無垢材テーブルをオススメする大きな理由は2つあります。

自然の力が癒しを与える

無垢材は伐採した丸太から切り出した板をそのものを指します。プリントや薄くスライスしたシート状の板を貼った合板や木材を細かく裁断したチップ状のものを固めて板状にした木質素材も多く存在します。これらと比較すると本物の木ということが言えます。本物の木は、同じ模様というものがありません。この自然が作り出した木目の模様が視覚的にリラックス効果があるという実験結果もあります。仕事中にリラックス効果のある空間がもたらす影響は少ないかもしれませんが、ふとした瞬間に緊張がほぐれる場所がオフィスにあっても良いと思います。私も会社員として営業や企画の仕事をしている際に、オフィスの会議室で会議をしたり、訪問先で応接スペースに通された経験をしていきましたが、記憶にある限りでは無垢材のテーブルが置いてあったことはありません。こうしたスペースに先述したような木目の家具が置いてあることはありましたが、いずれも突き板かプリントと思われるものでした。

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こちらは以前、訪れた会議室の壁を撮影したものになります。キレイに同じような木目が並んでいます。これが薄いシートもしくはプリントしたものを貼った化粧合板になります。化粧合板は、工場で大量生産される工業商品なのでわざわざロットの違う突き板を隣にもってくるといったことはしません。このように均一化された木目が隣合わせになるようなことは無垢材ではあり得ません。無垢材の場合は隣合わせになった板の木目はかなり違います。言葉でいうとバラバラですけど、全体で見るとさほど違和感を感じません。

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無垢材を張り合わせるとこんな感じになります。むしろこっちのほうが自然に感じるのではないでしょうか。

高級感がある

2つ目の推薦理由はずばり高級感がでるという点です。応接スペースは大事なお客様を迎える場所です。できればしっかりとおもてなしの気持ちを表現したいところです。無垢材のテーブルが置いてあるとちょっとしたスペースでも少しパンチの効いた空間になりますし、相手の方もちょっとリラックスした気持ちになるかもしれません。また、他の会社とは違った印象を受けプラスになることも考えられます。

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こちらは以前設計事務所の打合わせスペースに納品させて頂いたウォールナット材の耳つきテーブルです。無垢材の触り心地の良さを買って頂きご注文頂きました。

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