2017.11.09

座面が白い椅子が良いという方へ【No.2097】

今日は椅子の座面の色の話をしようと思います。ソリウッドでは国内生産をしている3つの椅子ブランドの椅子を扱っています。椅子ブランドによって、選べる座面の張り地を違ってくるのですが、どのブランドも座面の色の選択肢があるので、選ぶのは椅子選びの1つの楽しみだと思います。中には、選択肢があって樹種との組み合わせやテーブルや他の家具との相性などを考えてしまい悩むこともあると思いますが、最終的には直感を信じて発注する思い切りも必要かもしれません。座面の色は、好みの範疇であるので絶対これが良いというのはないのですが、座面を選んでいる様子を見ていると白系の色味の座面はやはり支持が高い気がします。

白い座面は色の濃いウォールナット材と合わせるとコントラストがついて、高級な雰囲気にもなりますし、色味が比較的薄いナラ材などとの組み合わせも清潔感のあるさわやかな印象の椅子になります。

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こちらはソリウッドで扱っている椅子ブランドの1つ、ISU-WORKSのTAGチェアです。色の濃いウォールナット材と白のレザーの組み合わせです。この組み合わせは、間違いのない組み合わせだと思います。濃い色味のウォールナットの場合、座面も濃い色を合わせて重厚感ある組み合わせを選ぶ方も多いですが、それだと全体的に暗くなりすぎて嫌だという方は、明るいコントラストが強い組み合わせにすると、明るい印象にもなります。ISU-WORKSの椅子の場合だと、人工皮革であるレザーで白いものが選べます。上の画像の色はL-1611というものです。この他にアイボリーのL1601という明るめの色味のレザーがあります。ISU-WORKSの場合は布が張ってある座面も選択することが出来ます。布のなかで一番白いのは下の写真にあるGR-1です。

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こちらの布は織りがざっくりとしているので、レザーほど潔い感じはでませんが、その分温かみのある優しい雰囲気がでると思います。

無垢材で製作されている椅子では珍しい回転機構のついているAWAZA LDR(回転椅子)が人気のいのうえアソシエーツの椅子では、ラムースという商品名で流通しているスウェード調の人工皮革で白系(アイボリー)を選択して頂くことが出来ます。ソリウッドの吉祥寺ショップでは、このAWAZA LDR(回転椅子)のチェリー材にラムースのアイボリーが張ってある椅子を展示しています。そのせいもあり、チェリー材×ラムース(アイボリー)の組み合わせを選ぶ方が割と多い印象です。白系の布地ですと汚れを心配するかと思いますが、このラムースの生地は他の布に比べると扱いが楽です。ラムースの生地は汚れにくく、撥水性があるので液体をこぼしてもそのまま染み込まず玉状になって、表面にとどまるのでティッシュなどで簡単に拭き取ることが出来ます。また、水性ペンなどのインクがついてしまったりした場合は、ぬるま湯を浸した布巾に中性洗剤を軽くつけ、汚れた部分を軽くたたくように拭き取ればかなり汚れはとれます。さらにはひっかきにも比較的強いのでペットが居るご家庭でのファブリックとしても選択されています。このラムース生地は宮崎椅子製作所の椅子でも選択が出来ます。

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こちらがチェリー材×ラムース(アイボリー)の組み合わせになります。時間が経つにつれ本体のチェリー材の色が濃く変化してきますので、出来た当初より木部と座面のコントラストは強くなります。経年で変化したチェリー材は色の変化とともに熟成感が増す感じがして、とても味わい出てきます。

最後に布やレザーではなく、木の座面で白っぽい感じにしたいという方には、メープル材をオススメします。メープル材の座面が選べるのは、宮崎椅子製作所のboチェアとISU-WORKSのGシリーズのみとなりますが、温かみがありながら清潔感のある椅子にしたい場合はそこから選んで頂くのも1つだと思います。

賢木@吉祥寺

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