2017.07.15

座面から椅子を選ぶという方法。その2。【No.1980】

暑い日が続いていますね。相模湖工房付近も連日30℃以上になっていてかなり暑さを感じています。ソリウッドの相模湖工房は都心から1時間ほどで来られる場所にありますが、周りは山に囲まれていて緑がとても多いです。なので、涼しい場所だと思われている方も多いのですが、実際は都心と気温的な差はそれほどありません。避暑地のように夏でも快適に過ごせるといったことはないです。本日は3連休の頭だったので道も相当混んでいたようです。いつも通りに家を出られた木工教室の生徒さん、普段なら9時半には到着するのに今日は工房についたのが11時半でした!

さて、昨日のブログエントリーでは座面から選択する椅子の選び方もありではないかという話を書きました。通常の椅子の選び方だと試座してみて気に入った椅子を選んでそれから座面のファブリックを選ぶと思います。でも、まず座面から選択するというのもありなのではないかなという話です。

座面から椅子を選ぶという方法。【No.1979】

今日は続きを書きます。座面ファブリックの選択肢の多さは宮崎椅子製作所が一番です。様々なタイプのファブリックが用意されています。昨日紹介したHOLLY1PLAINシリーズも他のメーカーではあまり扱いがない布座面です。その他にはart.8104シリーズも人気があります。特に8104-744という青いファブリックは注文数が多いです。

170715_1.jpg
art.8104-744という布生地を張ったナラ材のPePeチェアです。ナラ材のナチュラルな色と発色が綺麗なブルーがとてもマッチしています。

170715_2.jpg
こんな感じの布生地です。綿73%、レーヨン22%、麻5%という構成要素になっています。麻が含まれているので涼しげな質感をしています。夏でも暑さを感じにくい布生地だと思います。生地自体も薄めで柔らかい印象です。同系色の複数の糸で織られているので印象として深みを感じます。

宮崎椅子製作所の椅子は革の選択肢も多く用意されいています。すべて天然皮革で、種類が3種類あって全部で色が13色あります。

170715_3.jpg
こちらはRIOという革です。型押しされたレザーで扱いもそれほどシビアにならなくても良い革です。4色が用意されています。ソリウッドの吉祥寺ショップに展示してあるHANDYチェアに張られています。その他にもオイルレザーなどを選択することができます。

いのうえアソシエーツのAwazaチェアも天然皮革を選択することが可能です。こちらは黒、ブラウン、ライトブラウンの3色の革が用意されています。

170715_4.jpg
Awaza LDチェアにライトブラウンの革が張られたものです。ライトブラウンは赤味の強い茶色になります。もっと濃い茶色が良いかたはブラウンを選択すると良いでしょう。

ISU-WORKSの椅子は合成皮革が用意されています。選択できる色の数は多めで、お手入れいらずで革の雰囲気を味わいたい人にはオススメです。

革座面の椅子が欲しい方には宮崎椅子製作所の椅子がオススメです。やはり選べる革の種類が豊富です。オイルレザーなどお手入れが必要な革もありますが、その分質感はとても良いです。(お値段も高めですが…) 天然皮革の質感を味わいたい人はぜひ宮崎椅子製作所の椅子を候補に入れてみてください。

椅子を購入している方がどんな座面を選択しているかが気になる方はソリウッドのPinterestページをご覧下さい。過去にソリウッドで納品した椅子の写真を掲載しています。ボードはメーカーごとに分けてあります。椅子のモデル名、樹種、ファブリック名を記載していますので、椅子選びの参考にしてください。実際の生地を見たい方はソリウッドの吉祥寺ショップにお越し頂きファブリックの見本帳で確認していただけます。

瑞木@相模湖

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
お問い合わせフォーム
Facebook Twitter Instagram Pinterest