2017.05.19

オイル仕上げのテーブルには塗膜を作らない塗装方法の椅子が合います。【No.1923】

椅子を選ぶポイントはいくつかあると思いますが、塗装もそのうちのひとつかなと思います。家具の量販店で売られている木の椅子の多くはウレタン塗装が施されています。椅子に限らずテーブルや棚などもウレタン塗装のものがほとんどだと思います。ウレタン塗装がされたテーブルに合わせるなら同じ塗装の椅子を合わせるのが良いからですね。テーブルと椅子が一緒に売られているダイニングセットは色も同じに塗られているので見た目の統一感を出しやすいですしね。

同じ理屈でオイル仕上げのテーブルにはオイル仕上げの椅子を合わせるのが良いでしょう。オイル仕上げのテーブルを選択する方は、汚れやシミ、キズなどが多少ついてしまうのは理解したうえで質感や見た目の自然さなどが気に入ってオイル仕上げを選択されているはずです。なので、同様の理由で椅子もオイル仕上げで良いですね。椅子はテーブルと違って汚れやシミをそこまで気にする必要がないので、質感重視でオイル仕上げを選択しても構わないでしょう。

ソリウッドで取り扱っている宮崎椅子製作所の椅子は、蜜蝋ワックス仕上げです。厳密に言うとオイル仕上げではありませんが、オイル仕上げと同等の塗装方法になります。蜜蝋ワックスも表面に塗膜を作らないタイプの塗料です。木の導管に染み込んで固まります。オイル仕上げで使用するオイルは亜麻仁油を主成分にしているものが多いですが、蜜蝋ワックスは、蜜蝋を主成分にして作られています。

ISU-WORKSの椅子はオイル仕上げです。Awazaチェアはオイル仕上げとウレタン塗装を選択することができます。

ソリウッドでテーブルを注文される方の9割以上はオイル仕上げを選択されますので、必然的に椅子もオイル仕上げのものが多くでます。Awazaチェアはウレタン塗装も選択できますが、ソリウッドで注文を受けるAwazaチェアはほとんどがオイル仕上げです。

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ISU-WORKSのTACチェアです。オイル仕上げですので、木の質感をそのまま楽しむことができます。椅子は直接肌に触れること事も多いですから、質感は大事ですよね。ウレタン塗装は表面に硬い塗膜を作ります。なので、肌に触れているのはウレタン塗装の塗膜になります。大雑把な言い方ではありますが、薄いブラスチックの層に触れているのと大差はありません。なので、樹種による違いもほとんど分かりません。逆にオイル仕上げの場合は塗膜を作ってないので、肌に触れているのは木の部分になります。

写真では伝わりませんが、オイル仕上げの木の椅子は手で触った感じがとても気持ち良いです。特にウォールナット材、チェリー材、メープル材、ブナ材など導管が狭い樹種は手触り感がスベスベしていて最高です。

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ソリウッドのストレートカットテーブルとISU-WORKSの椅子を合わせて納品した事例です。ともにオイル仕上げです。ソリウッドのテーブルに使用しているオイルとISU-WORKSの椅子に使われているオイルはメーカーは違うものです。でも、仕上がり具合に大差はありません。実際に並べてみてもオイルの違いは分かりません。

宮崎椅子製作所の蜜蝋ワックス仕上げの椅子もオイル仕上げのテーブルと合わせて使用しても違和感はありません。
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こちらはソリウッドのストレートカットテーブルと宮崎椅子製作所の蜜蝋仕上げのUUチェアを一緒に納品した事例です。見た目の違いはほとんど感じられません。触り感も違いを感じることはありません。塗られているものは違いますが、同じ場所で使用しても違いを感じることはないでしょう。

それぞれの椅子の塗装の感じやオイル仕上げとのマッチングが気になる方はソリウッドの吉祥寺ショップにお越し下さい。宮崎椅子製作所の椅子は蜜蝋仕上げ、AwazaチェアとISU-WORKSの椅子はオイル仕上げの展示品を揃えております。

瑞木@相模湖

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