2017.05.11

ダイニングにも作業用にも使える回転椅子【No.1915】

ソリウッドの中でも異色と言えるかもしれない椅子がAWAZA LDR(回転椅子)です。オフィスチェアなどの金属やプラスチック性のフレームの椅子では回転機構がついている椅子は沢山ありませんが、木製の椅子で回転できる椅子はかなり珍しいと思います。ですが、この回転するというのがこのAWAZA LDRの最大の特徴といえます。

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座面と脚の部分の間に回転機構が備わっています。座って体を横に動かしてみるとスムーズに動きます。もちろん,勢いをつけて脚を床から離せば一回転もかるーくできちゃいます。さらに凄いのは、回転することだけが取り柄だけでなく、座り心地もかなり高い水準に達しています。幅の広い座面と腰をしっかりと支える背が抜群の座り心地を実現させています。これはLDRの兄弟椅子ともいえ、座り心地の良さで選ばれている回転機構のないAWAZA LDチェアを座面と背のつくりは同じになっていることからもわかると思います。

それでは回転椅子のメリットでメリットを整理してみたいと思います。

まずはメリットですが、腰をかける動作が楽になるという点が挙げられます。木の椅子はある程度の重さがあるので、お年寄りや筋力の弱い方だと、椅子の出し入れ自体がつらい作業になってしまいます。その点回転機構がついていると、椅子自体を移動させる必要がなく、サッと座面を横に回転させ、そこで腰をかけ座ったまま正面に戻れば良いわけです。

2点目は、省スペースにつながるという点です。通常椅子に腰をかけるには、天板の端から60cmは椅子をひくために空間をあけておく必要があります。ところが、回転椅子であればほとんどスペースがなくても座ることが出来てしまいます。

逆にデメリットは、回転機構がつく分、椅子の重量が重くなるという点です。先述したように座る分には椅子を持ち上げる必要がないのでこちらのデメリットはさほど関係がありませんが、掃除や模様替えといった際に、椅子を動かそうとするとかなりの重量を感じます。もちろん、大人の方でしたら持ち上げて移動させることが困難なほど重いわけではありません。

こちらのAWAZA LDRの椅子をご注文された方に話を聞いてみると、ダイニングチェアとして使う方とダイニング兼作業用と何にでも対応出来る椅子を探していたという人にわかれる気がします。回転機構がついているので、なんだか落ち着かなそうという印象をもつ方もいらっしゃると思いますが、脚が床にしっかりとついていれば意に反して動くということもありませんし、背の角度もあまり後ろに倒れているタイプではないので、食事をするには全く問題ないデザインだと思います。足が床に届かないお子様だと、落ち着きのない感じになってしまうと思いますので、小さいお子様用にはあまり適していないと考えます。

作業などで頻繁に立ち上がり、また座るという回数が多ければ多いほど、回転機構は役に立つと思います。ですので、ご自宅でお仕事をされているという方やテーブルの近くで多くの時間を過ごしているという方には最適かと思います。

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AWAZA LDRチェアは、ナラ材、ウォールナット材、チェリー材の3種類で製作することが可能です。さらに、革(本革)やいくつかの布地から張り地を選ぶことが出来ますので、お好みの組み合わせが実現できます。座面の高さについても、座面高の最大は430mmで、410mmのものもあります。さらに低くしたいという場合は椅子の脚をカットしてお届けすることも可能です。

吉祥寺ショールームには、現在チェリー材にスウェード調の張り地を組み合わせたAWAZA LDRチェアが展示されています。やってきた当初はチェリー材独特の淡いピンクがかった茶褐色でしたが、徐々に色が濃くなってきています。

座って頂ければ座り心地の確認も出来ますし、回転のスムーズさも実感頂けると思います。よろしくお願い致します。

賢木@吉祥寺

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