2017.04.14

ISU-WORKSのLENチェアはゆったり座れて快適な椅子。【No.1888】

ソリウッドが取り扱う3つの椅子メーカーの椅子で選択できる座面ファブリックをそれぞれ紹介するブログを書きました。

→Awazaチェアで選択できるファブリック。【No.1881】

→宮崎椅子製作所の豊富なファブリックからオススメなものをいくつか。【No.1882】

→ISU-WORKS(イスワークス)の椅子で選択できるファブリック。【No.1885】

椅子を購入する際にファブリックから選ぶ人はいないと思います。たいていの人は椅子を選んでからファブリックを検討すると思います。でも、気に入った椅子で気に入ったファブリックがなく再検討するなんてこともあると思います。椅子の全体的な印象に座面や背のファブリックが与える影響力は結構大きいです。なので、あまり妥協することなくファブリック選びをしてもらいたいなと考えています。実際には小さな生地サンプルで決めなくてはいけないという制約があります。本当は実際に張られたサンプルを見て決めてもらうのが良いとは思いますが、現実的にコストが掛かりすぎるので実現は難しいです。なので、できるだけ実際に張られたイメージを分かってもらうために納品した椅子の写真を撮影して公開しています。多くの写真はソリウッドのPinterestページで掲載しています。

Pinterestには各メーカーごとのボードを用意しています。気になるメーカーのボードをご覧頂ければ過去にどんな樹種とどんな生地を選択したお客様がいるかが分かります。椅子選び、生地選びの参考になると思いますのでぜひ活用してください。また、吉祥寺ショールームにも過去に納品した椅子の写真をプリントアウトしたものをいくつか用意しています。

今日のブログではISU-WORKSのLENチェアを取り上げます。LENチェアはソリウッドで注文を受ける椅子の中で注文数が多い椅子の1つです。

チェリー材のLENチェアです。座面にはNC128というチャコールグレー色の布生地が張られています。このNCという生地は多くの椅子メーカーの座面生地として採用されている生地です。ISU-WORKSとAwaza椅子で選べる生地として採用されています。宮崎椅子製作所の椅子でもオプション料金が掛かりますが選択することが可能になっています。ウールが含まれているので使用している内に多少毛羽立ってきます。でも肌触りがよく生地も厚めで丈夫です。私が2年ほど自宅で使用している椅子にもNC128が張られていますが、今の所毛羽立ちもそれほどなく問題なく使えています。

LENチェアはISU-WORKSのNシリーズにラインナップされています。Nシリーズはすこしゆったりめのサイズ感で設計されている椅子です。LENチェアの他にRINチェア・GENチェアがあります。

LENチェアは短い肘掛けがついています。椅子の肘掛けは前方まで伸びているタイプと途中までしかないタイプの2つに大きく分けることができます。前方まで伸びている肘掛けは肘掛けとしては使いやすいですが、機動性にやや劣ります。椅子を全部引っ張りださないと座れなかったり、肘掛けがテーブルに当たってちょうど良いポディションに持ってこれない場合があったりします。その点短い肘掛けの場合はそうした問題が起こりにくいです。肘掛けがない椅子に比べると短い肘掛けでもあった方がやはり便利に感じます。肘掛けがあることで様々な格好で座ることができるようになります。食事の時だけでなく、本を読んだり、テレビを観たりする際に座る可能性があるなら肘掛けがある椅子を選択するのが良いでしょう。そういった意味で短い肘掛けがあるLENチェアは選択しやすいデザインです。

LENチェアの部材の面取りが大きめに丸く取られています。そのため全体的に優しい雰囲気をもっています。体への接点も滑らかです。座面はやや硬めで沈み込みなどはほとんど感じません。それでいても座り心地の良さを感じる座面です。

LENチェアは板座面を選択することもできます。

板座面は長い間使用しても張り替えをする必要がないのがメリットです。ファブリックが張られている座面と比べてしまうと座り心地の面では劣ってしまいます。長時間座っているとお尻が痛くなりやすいです。見た目は板座面の方がシンプルで格好良く見えますかね？個人の好みもありますが、私は板座面の方が見た目は気に入っています。

というわけで今日はISU-WORKSのLENチェアを紹介しました。気になる方はぜひ吉祥寺ショールームに試座しにきてくださいね。

瑞木@相模湖

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