2017.04.07

Awazaチェアで選択できるファブリック。【No.1881】

ソリウッドでは木の椅子を多数取り扱っています。国内生産をしている3つのメーカーの商品の受注を受けています。どの商品も注文を受けてから生産する受注生産品なので、納品までには時間が掛かります。でも、受注生産だからこそ樹種が選べて、座面のファブリックが選べて、価格も抑えられているというメリットがあります。座面や背にファブリックが張られている椅子の場合は、木の樹種選択よりもファブリック選択の方が見た目の印象に大きく影響を与えるように感じます。というわけで本日のブログでは各メーカーがどんなファブリックを用意しているかに焦点を当ててみました。椅子張り用の生地は国内メーカー品に加えて海外メーカー品を含めると無数に存在しています。各メーカーともに無数にある生地からこれだと思う生地を厳選しています。なので、用意されているファブリックを見ると各社のこだわりが垣間見られます。

Awazaチェアを製作しているいのうえアソシエーツさんはの張り生地はとてもよく選び抜かれていると感じます。色の選択も絶妙でどの生地も張ってみたいなと感じます。Awazaチェアはどの椅子も座面と背が広く、ファブリックが与える印象も大きくなります。だからこそ生地の選択も手を抜かないということなのかもしれません。

Awazaチェアのファブリックは革が3色、布が4種23色(合皮を含む)が用意されています。この中で最もこだわりを感じるのはデンマークのケロップ社の生地をラインナップに入れている点です。用意されているケロップ社の生地は1種類の6色。ウール100%というのが最大の特徴でしょう。椅子張り用の生地(特に国内メーカー品)は化学繊維が含まれている事が多いです。天然繊維の生地はどうしても価格が高くなってしまいます。そのため、ラインナップに含まない椅子メーカーさんが多いです。さらに海外メーカーの生地は発色が綺麗です。

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こちらがケッロプ社の生地になります。ソリウッドで注文を受けたなかでは左から3番目のネイビーが1番人気があります。全体の印象は紺色ですが、よく見ると緑の糸も編まれています。ウール100%なので、見た目も触り心地にも温かみを感じます。ネイビー、ライトブルー(左から2番目)、スカイブルー(左から5番目)と青系が3色ラインナップされているのも注目するべき点。発色が綺麗な生地なので青系を選びたくなってしまいます。スカイブルーを選択すれば明るい雰囲気のダイニングになること間違いなしです。ナラ材とこのスカイブルーの組みあわせは爽やかで爽快感のある椅子になりそうです。

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ケロップ社ネイビー色の生地をあわせたナラ材のAwaza LDチェア。淡い褐色のナラ材とネイビーの組みあわせはテッパンです。どんなお部屋の雰囲気にもあうオールラウンダー性のある組みあわせ。

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こちらは同じくナラ材のAwaza LDチェアにケロップ社のオレンジ色の生地をあわせたもの。ネイビー色のものと比べると温かみが増していますね。白基調のダイニングは少々寒々しい印象がありますが、こうした暖色系の椅子を入れると温かさがでてきます。あまり寒々しい感じにしたくない人におすすめの組みあわせです。

ケロップ社の生地は発色や質感がとても良いのですが、価格の高さがネックになってしまいます。なのでもう少しリーズナブルな生地も用意されています。同じウール系の生地がとNCシリーズが5色ラインナップされています。

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リバコ社のNCシリーズは色が豊富で日本の多くの椅子メーカーに採用されいます。椅子張りをしている業者さんならどこでもこの生地は張ったことがあるくらい日本ではスタンダードな張り生地です。Awazaチェアの場合はケロップ社の生地と比べると13,000円の価格差があります。この価格差は大きいですよね。経済性や実用性(何年か経つと張り替える必要がある)を考えるとこちらを選択するのが良いかもしれません。

その他にもNCシリーズと同価格帯で選べる布生地が2種類あります。
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どらも表面に凹凸があるタイプの生地です。その他に天然皮革とラムースという合成皮革もラインナップされています。

というわけで今回はAwazaチェアで選択できる座面ファブリックに焦点を当ててみました。

瑞木@相模湖

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