2017.02.12

木製ダイニングチェアの選び方【No.1827】

ソリウッドで扱っているダイニングチェアは、無垢材で本体が製作されているものになります。価格的には4万円代から10万円を超えるものまでさまざまです。もちろん、デザインも全部違います。選択肢が多いので、検討する際にいろいろと悩みが出てきてしまうと思います。そこで今日のブログでは、木製ダイニングチェアの選び方についてどういったことをポイントにすればよいかを書きます。

座り心地で選ぶ

ダイニングチェアは毎日食事をする際に腰かける道具として捉えることができます。おそらく家にいるのであれば一日に一回は座ることになると思います。ですので、見た目も大事ですが実際に座った際の座り心地も重要になります。ですが、この座り心地というのが非常に曖昧で、絶対的な指標になるべきものがありません。人それぞれ、身長も骨格も違います。同じ椅子に腰掛けたとしても、背にあたる位置が違ったり、お尻に感じる座面の柔らかさも違います。ショールームでも、「どの椅子が座り心地がよいですか?」と聞かれることがありますが、答えるのが少し難しい質問でもあります。ですので、具体的な椅子を挙げてオススメすることもありますが、「個人的には」とか「多くの方が座り心地がよいとおっしゃっています」とか少し濁す言葉を使っています。私は座り心地がよいといった椅子が必ずしもその方のベストではないということです。ですので、座り心地を見極めるには、ご自身でひたすら座ることをオススメします。複数の椅子に座ってみると「背のあたりがどうか」「座面の硬さが好みかどうか」といった点でそれぞれの椅子の違いがわかってくると思います。

肘掛けがあるかないか

ダイニングチェアのデザインには、肘掛けがついているものと肘掛けがないものの2つがあります。これはどちらかがよいというものではなく、それぞれ特徴があります。また、見た目やかけ心地だけではなく機能的な面での違いもありますので、しっかりとその違いを把握しておくことが必要になります。

肘掛けなし

みなさん、肘掛けのない椅子に座った経験があると思いますが、肘掛けがないことでどうしようもないくらい不快に感じたり、座り心地が悪いと感じたことはないのではないでしょうか。肘掛けがあるなしで比較をしなければ、特に変には感じない、いわば普通といったところでしょう。肘掛けがあるものに比べると、リラックス度でやや劣る、立ち上がる際に支えがないのでやや大変といったところがデメリットになります。

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こちらは宮崎椅子製作所のPocketチェアです。コンパクトで可愛らしいデザインではありますが、座ってみると意外や意外、かなりゆったり座ることが出来ます。さらに大きめの背がしっかりと支えてくれるので安定感もあります。食事をするのがメインで、リラックスするのはリビングにあるソファーだという方にはオススメのダイニングチェアです。

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Pocketチェアと比べると、ひと回り大きいサイズの肘掛けがないタイプの椅子です。こちらは北海道津別町にある山上木工が製作するENNチェアです。男性の方でもゆったりと座れるサイズ感で、食事だけでなく、本を読んだり、作業をしたりするにも使える椅子です。椅子の上であぐらをかきたいという方にはピッタリです。

肘かけ(ハーフタイプ)

肘掛けがある椅子も肘掛けがどこまであるかで2つにわけることができます。まず紹介するのは、小さめの肘掛けがついている椅子です。このような肘掛けをどう呼んでいいのかわからないので、勝手にハーフタイプと呼んでいます。

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このタイプの特徴としては、肘掛けのないものとがっちり肘掛けがあるものの良いとこ取りです。がっつりと肘掛けがあると確かにゆったりと出来ますが、椅子をひいて腰掛けるのに肘掛けがテーブルからでるまで引く必要があり、よりスペースの確保がいります。ハーフタイプの場合、少し椅子をひけば脚を横から出すことができます。ゆったりと座りたいけど、スペースがそんなにないという場合はハーフタイプの肘掛けがついているものを検討するとよいと思います。

肘掛けがある

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こちらはISU-WORKSのRINチェアです。椅子の前脚と肘掛けが接合せれていて、がっつりと肘掛けがあるものです。ゆったり座れる感は抜群です。書斎や長時間椅子に座っている方にオススメです。

続く

賢木@吉祥寺

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