2017.02.09

オーダーならそこに欲しい棚、作れます【No.1824】

オーダーで製作したタモ材の本棚を納品しました。今回お届けしたのはリビングダイニングの壁に置く棚ですが、壁には窓があり、その窓の下ギリギリの高さになるように全体高を設定しています。

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一番下の段にはA4サイズが縦に収納できる高さを確保しています。一番上の低い棚にはノートパソコンなどを収納する予定ということで、低いサイズを指定頂きました。こちらの棚の全体寸法はW2030×D350×H670となっています。これを市販のもので探そうと思ったら大変ですよね、まあ、見つからないと思います。今回は棚の部分を2分割で製作して、現地搬入後に金具で固定をしています。分割して製作した棚部分には天板がついていなく、上があいた状態になっていて、そこに天板をこちらも金具を利用して固定しています。こうすることで、天板は継ぎ目なく通っている棚になります。今回は棚が低めで天板がよく見えるところにくるので、天板と棚部分の箱をわけて製作しました。このような通しの天板は2メートルぐらいまでは製作可能です。

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樹種によっては長めの板が手に入りにくい場合があるので、ご希望に添えないこともあるかもしれません。まずは製作可能か製作できた場合の価格はどれくらいかといった依頼をスタッフまでお問い合わせください。

ソリウッドでは、このような棚をオーダーで製作します。最近では、カウンターしたのデッドスペースになりがちな部分に置く棚もしくは収納、壁に囲まれたニッチスペースにおくデスク兼本棚などのお話を頂き納品しました。いずれもオーダーだからこそ製作できるサイズだと思います。また、ご注文頂くお客様にお話を伺うとリビングなど家族が集まったり、お客様がいらしたりする空間に置くものが多いです。こうした空間に置く場合、質感などが重要になってくると思います。これも無垢材のオーダー棚であれば天然の木目が癒しを与えてくれながれ、リラックスできる空間を演出できます。選べる樹種としては、タモ・ナラ・ウォールナット・チェリー・メープルの5種類になります。強度としては、これらの樹種であれば特に違いはないとお考え頂き、木目の出方や色味などで選んで頂ければと考えています。

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こちらはウォールナット材で製作した本棚です。サイズ感もだいぶ小さくなりました。こちらももちろんお客様のご希望にあわせて全体のサイズや棚の内寸を設定しています。

ここまで紹介した本棚はいずれも固定棚で背板がないものでした。ある程度収納するものが決まっている場合は固定棚のほうがスッキリと見えますし、一度収納したものを動かすことはあまりないと思います。ですが、棚を可動にすることも可能です。その場合は、棚の側板の内側にメスのネジ穴の金具をねじ込んでおきます。そこにダボといわれる金具をねじ込みその上に棚板をのせるかたちで可動が出来るようにします。ダボ穴の感覚もある程度自由に設定することが出来ますが、通常は20〜30mmピッチで上下2つづつぐらいダボ穴をあけておくことが多いです。

また、背板につきましてもご要望に応じてつけることが可能です。ソリウッドでは、背板がなくても本棚として成立する強度もだす設計をしています。ですので、背板がないから壊れやすいといったことはありません。背板をつける際に懸念となるのがせっかく本体を無垢材で製作しても、背板には合板を使わざるを得ません。これは無垢材の特質だったり、経済的な理由に起因することが多いです。そこで、背板のないオープン棚にしつつ、本が壁と設置しない工夫をすることがあります。それがストッパーです。ストッパーは、高さ20mm程度の四角い棒状のように加工し、それを棚板の後方に取り付けるようにしています。

何はともあれ、質感を損なわなくて、ここのスペースに棚を置きたいという場合は無垢材オーダー本棚を検討してみて頂ければと思います。サイズと基本的な仕様をお教え頂ければ見積りをしますので、お気軽にお問い合わせください。

賢木@吉祥寺

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