2016.12.12

シンプルなストレートカットか自然味あふれる耳つきテーブルか。【No.1765】

ソリウッドでは無垢材テーブルをメイン商品として扱っています。ソリウッドが注文を受けて製作しているテーブルは大きく分けて2種類あります。ストレートカットテーブルと耳つきテーブルです。ストレートカットテーブルはいわゆる普通のテーブルです。丸太をそのまま製材した板には樹皮がついていた部分が残っています。ストレートカットテーブルに使用している板はその樹皮がついていた部分をカットしてあります。なのでエッジは直線になります。長方形や正方形をしているのがストレートカットテーブルになります。

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こちらはチェリー材で製作したストレートカットテーブルです。ストレートカットテーブルに使用している板は幅が120~200ミリ程度です。その幅の板を何枚か接着剤ではぎ合わせてテーブル天板にします。はぎ合わせる板の枚数は使用する板で変動します。だいたい5~7枚はぎになることが多いです。100ミリ以下の狭い板ばかりをはぎ合わせることはしていません。なのでD850ミリのテーブルで10枚以上の板をはぎ合わせるようなことにはなりません。樹種によって手に入る板の幅も違っています。ウォールナット材は幅が狭めの板が多くなっています。ウォールナット材は他の樹種に比べるとはぎ枚数が多くなる傾向が続いています。

ウォールナット材、チェリー材、メープル材は北米産の木材を使用しています。この3樹種は天板の厚みが2種類から選べます。30ミリ厚と40ミリ厚です。テーブルの機能としては30ミリでも充分です。丈夫さもあります。なので、30ミリか40ミリかは見た目で気に入った方を選んで頂ければよいです。価格的には当然ですが厚い40ミリ天板の方が高くなります。

タモ材、ナラ材、クルミ材は天板厚が28ミリになります。タモ材、ナラ材、クルミ材は外国産の木材であっても日本国内で製材されています。国内で製材する場合は27ミリ、34ミリ、45ミリという厚みで製材されます。28ミリ天板は34ミリ厚で製材された板から製作します。45ミリで製材された板があれば35ミリ厚の天板も製作することができます。しかし、ナラ材の45ミリで製材された板が手に入りにくくなっているので通常のラインナップから外しています。

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こちらはクルミ材のストレートカットテーブルです。去年から新しくラインナップに加わった樹種ですが、お客様からの評判がよくコンスタントに受注をもらっています。クルミ材は優しい雰囲気が漂っています。それが人気の秘訣かなと思っています。

耳つきテーブルは樹皮がついていた部分を残して製作したテーブルです。
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こちらはトチ材の耳つき2枚はぎテーブルです。樹皮がついていた部分を残しているので長辺のエッジは直線ではなくなります。自然が創りだしたラインがそのまま長辺のエッジになります。なので使用する板によってテーブル天板のカタチが変わります。直線に近いラインでストレートカットテーブルに近いカタチのもの、ちょっと変形したカタチになるものがあります。使いやすさとしてはストレートカットテーブルに近いものの方が良いかもしれませんが、テーブルの面白さとしては変形の方があります。

ソリウッドの耳つきテーブルは2枚はぎ天板を中心に展開しています。2枚はぎ天板をつくる板は幅が400~600ミリ程度です。この幅の板は樹種も多めでいろいろと選択する余地があります。ただ、乾燥中に割れてしまったりする板もあります。そうした板を使って3枚はぎ天板、4枚はぎ天板も製作します。耳つきテーブルの厚みは30ミリから45ミリ程度です。40ミリから45ミリ程度の厚みのものが多めです。

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こちらは吉祥寺ショールームに展示してあるカバ材2枚はぎテーブル天板用の板です。エッジはストレートに近めで使いやすさには問題なさそうです。同じ丸太から製材された隣合った2枚の板をはぎ合わせます。なので2枚の板は木目や色が似ています。木目とカタチがほぼ左右対称になるブックマッチ方式ではぎ合わせることができます。カバ材の繊細で美しい木目を堪能できるテーブルになりますよ。こちらの板は吉祥寺ショールームで実物をみることができますので、気になる方はぜひ吉祥寺ショールームへお越し下さい。

瑞木@相模湖

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