2016.12.09

無垢材は重いと言われるけど…丈夫さを考えれば重すぎる素材ではないのでは…【No.1762】

今週末の日曜日(11日)は【無垢材テーブル選び方講座】の開催日です。偶数月は第2日曜日と最終日曜日が【無垢材テーブル選び方講座】の開催日になります。奇数月の第2日曜日は【オイル仕上げのテーブルメンテナンス講座】を開催しています。奇数月の最終日曜日は【無垢材テーブル選び方講座】の開催日になります。分かりやすくまとめると以下のようになります。

偶数月は【無垢材テーブル選び方講座】が2回開催。第2日曜日と最終日曜日
奇数月は【オイル仕上げのテーブルメンテナンス講座】と【無垢材テーブル選び方講座】を1回ずつ開催。
第2日曜が【オイル仕上げのテーブルメンテナンス講座】
最終日曜が【無垢材テーブル選び方講座】

なので今月12月は【無垢材テーブル選び方講座】が2回開催されます。11日と25日です。25日はクリスマスですね。クリスマスだからといって特に特別なことはありませんが、お暇でしたらぜひ吉祥寺ショールームへお越し下さい。行けるかどうかが当日になってみないと分からないという方は当日飛び入りで参加できますのでご心配なく。事前に連絡を頂ければお席を確保致します。詳しくは上のバナーをクリックして詳細ページをご覧下さい。

ソリウッドで製作、販売している家具はほとんどが無垢材が作られています。棚の背板や引き出しの底板などに合板を使用することはありますが、それ以外は無垢材を使用しています。無垢材家具のデメリットとして、”重い”ことをあげる方がいます。確かに無垢材家具は、フラッシュ構造の家具やMDFを用いた家具に比べると重いです。でも、家具を持ち運ぶことはありませんし、動かすことも滅多にあることではありません。重さと丈夫さは共存することが多いです。軽くて丈夫なのがベストな場合もありますが、家具においては丈夫な方が良いのではないでしょうか?無垢材家具は10年、20年は何の問題もなく使用することができます。基本的に屋内で使用している分にはへたってくることはほぼありません。表面にキズや汚れはつきますが、無垢材自体が弱ったりすることはありません。

では、木って本当に重い素材なんでしょうか?

素材として考えると木はそれほど重い素材ではないような気がしています。鉄の方がだんぜん木より重いですし、ガラスなんかも結構な重さがあります。そう考えると以外と木は丈夫なわりに軽いのではないでしょうか。

木の器は持ってみるととても軽く感じます。陶器の器より1.5倍以上軽く感じます。小さい木のお皿なんかは持ってみると思わず「軽い!」と声が出てしまうほど軽さを感じます。陶器のお皿を持って軽いって感じることはあまりありませんよね。でも、やはり日常的に使用するものなので、軽いものを求める傾向があるようです。特に女性は陶器の器にも”軽さ”を求めると言われています。なので、最近は軽くするために薄めに作られることが多いようです。ただし、薄くすると当然欠けやすくもなります。

木の場合も薄くすれば欠けやすくなりますが、そんなに薄くしなくても充分な軽さを実現することができます。

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先日購入した須田二郎さんのサクラ材の器。自宅で使用しています。直径約16cm、高さ約5.5cmです。重さを量ってみると、78gでした。厚さはだいたい2mmないぐらいです。(すみません、手元にノギスがなかったもので定規で測っています。)結構薄いです。これ以上薄くすると光が透けそうなくらいです。丈夫さを考えるとこれ以上は薄くできないんじゃないかなというぐらいの厚みです。

比較のため同じくらいの大きさの陶器のうつわも量ってみました。
161209_5.jpg
名前を忘れてしまいましたが、作家さんが作った器です。直径約14cm、高さ約6cmです。これで重さは228gでした。木の器の約3倍の重さでした。この陶器も結構薄めに作られていて、ちょっとぶつけたら割れそうと思えるぐらいなんですがそれでも木の器と比べると結構重いです。大きさが違うので単純に比較はできないかもしれませんがなんとなくこのぐらいの重さの違いがあることは分かってもらえたと思います。

なので、陶器のダイニングテーブルがあったらとてつもない重さになってしまうはずです。普通サイズでかなり薄めに作っても100kgぐらいいきそうです…

というわけで、木ってそれほど重くないんじゃないの?というお話でした。

瑞木@相模湖

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