2016.09.23

趣味の木の器づくり、すこし上達してきました。【No.1685】

あっという間に9月も終わりに近づいてきてしまいました。今年の9月は雨の印象しかありませんね。なんだかんだいってまた暑い日が続くのかなと思っていたら完全に予想を裏切られました。9月で暑かった日の記憶がほとんどありませんね。もう寒さすら感じる天候です。季節の変わり目に体調を崩しやすい私はここ数日は体調が悪かったです。でも休日でなんとか復活しました。

休みの日を利用して趣味でおこなっている木の器つくりをちょっとやりました。なんとなくカタチにすることは出来るようにはなりまし。でも、まだまだサンドペーパーに頼っている状況です。上級者になると刃物だけで綺麗な面に削ることができるようになるようです。そうなればサンドペーパーをかける割合も減ります。なんとしてもその領域まで達したいなと思って練習をしています。

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木工旋盤を使用してのなにかを作ることをウッドターニングと言います。綺麗に削れるかどうかは刃物の当て方に掛かっています。木工旋盤で器を作る際には逆目で刃物を当てなくてはいけない箇所がどうしても出てきます。その逆目に刃物が当たった時に綺麗に削れるかが大きなキーポイントになります。何となく刃物を当ててると逆目ぼれが激しくでてサンドペーパーで強引に誤魔化すしか術がなくなります。最近は刃物をどう当てれば綺麗な切削ができるかが分かってきました。写真はミズメ材で器の外側を削っている時の写真です。逆目ぼれもなく結構綺麗に切削できています。なんとかこのぐらいのレベルまでは到達することができました。でも、まだ途中に段差が出来てしまっています。これも無くせるとこの後のペーパー掛けがもっと楽になると思います。

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内側はさらに難易度が増します。特に底付近が難しいです。どうしても細かい段差が残ってしまいます。おそらく刃物の固定が甘いのが原因だと思います。ここが改善できたら良いんですが…練習するしかないですね。

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制作した器は基本的にオイル仕上げで仕上げています。オイル仕上げはシミがつきやすいですが、木がもつ雰囲気を活かすことができます。シミになるのは仕方ないことと諦めてガンガン使っています。写真は鶏肉とキノコの炒め物です。オリーブオイルを多めに使っているのでかなりオイリーですが、気にせず盛りつけました。使用後は中性洗剤で普通に洗っています。オイリーなものに使ったのでやはりシミは出来ました。何回か使用したらサンドペーパーで少し磨けばシミもそれほど気にならなくなると思います。

無垢材はキズや汚れを削って目立たなくすることが出来ます。特にオイル仕上げのものは削って、再びオイルを塗ればキズや汚れ、シミ等がほとんど目立たなくなります。こうしたメンテナンスをしながら自分のものにしていくことが出来るのも無垢材の良さです。ソリウッドでテーブルを注文される方の多くはオイル仕上げを希望します。オイル仕上げの質感や雰囲気を気に入ってくれる方が多いです。メンテナンスは必要になりますが、木がもつ自然な質感を感じたいという方は結構いらっしゃいます。ソリウッドではメンテナンス講座も開催しています。メンテナンス講座は奇数月の第2日曜日に吉祥寺ショールームで開催しています。次回は11月13日を予定しています。オイル仕上げの家具がどんなものなのか、メンテナンスはどうすれば良いのかと悩んでいる方はぜひ参加してみてください。

25日(日)の14:00からは【無垢材テーブル選び方講座】を開催します。この講座でもオイル仕上げのメンテナンス方法についてスタッフが実演を交えて説明をします。オイル仕上げのテーブルに不安を感じている方はぜひ参加してみてください。実際にどんなメンテナンスをする必要があるのかを見て、仕上げ方法を選択してもらえればミスマッチが少なくなると考えています。講座への参加は事前にご連絡頂ければ、お席を確保いたします。が、当日の飛び入り参加でも構いません。時間までに吉祥寺ショールームまでお越し頂ければ参加できます。

瑞木@相模湖

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