2016.09.19

ストレートカットテーブルと耳つきテーブル。【No.1681】

3連休ということで大変多くの方にこのブログを読んで頂いています。ソリウッドのホームページは日曜日に1番多く見られています。その次が月曜日になっています。恐らく日曜日の夜に見ている方が多くて0時を回って月曜日にカウントされいるんだと思います。

ソリウッドではテーブルを主力商品としています。無垢材テーブルには2種類あります。ストレートカットテーブルと耳つきテーブルです。これまでもにストレートカットテーブルと耳つきテーブルについては何度も説明してきました。今日は改めてもう一度説明しちゃいますね。ストレートカットテーブルは長方形や正方形をしたテーブルです。丸太をそのまま製材すると樹皮がついていた部分がついています。ストレートカットテーブルは樹皮が付いた部分をあらかじめカットしてある板を使用しています。ストレートカットテーブルは樹皮がついた部分をカットしてある板を使って製作したテーブルのことです。なので、丸テーブルを一応ストレートカットテーブルに分類しています。

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こちらがチェリー材のストレートカットテーブルです。ソリウッドでは現在1番人気のあるチェリー材のストレートカットテーブルです。チェリー材のストレートカットテーブルは厚みが2種類から選択できます。30mmと40mmです。天板厚30mmと40mmの違いは主に見た目です。30mmであってもテーブルの強度としてはまったく問題ありません。40mm厚の方が重量感があって迫力があります。ウォールナット材とメープル材も30mmと40mm厚の選択が出来ます。チェリー材、ウォールナット材、メープル材は北米産の木材です。ストレートカットテーブルに使用する板はアメリカの現地で製材して人工乾燥されている板です。アメリカではインチ単位で製材されます。30mm厚にする板は6/4インチ(約38mm)を使用します。40mm厚の天板は8/4インチ(50mm)に製材された板を使用します。

30mm厚天板のチェリー材テーブルに使用する板はまとめて仕入れています。チェリー材で有名な産地にあるメーカーのチェリー材を使用しています。このメーカーの板は綺麗な板が多いのでここ最近はずっとこのメーカーの板を使用しています。

一方耳つきテーブルの方は、その名の通り耳がついたままテーブルにしたものです。無垢材の耳というのは樹皮が付いていた部分のことを指します。ストレートカットテーブルではカットされてしまっている耳の部分を残すのでカタチはひとつひとつ違います。耳の形状は板によって違うので耳つきテーブルは必然的にひとつひとつカタチが異なります。

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こちらがチェリー材の耳つきテーブルです。耳つき板は厚めに製材されることが多いので、天板厚は40mmから45mmぐらいのものが多いです。最近はあまり厚みのある天板を求めるお客様が少なくなっています。昔は60mm厚とか50mm厚の天板を求められることが多くありましたが…昔は厚ければ厚い方が良いという考えが一般的でしたが、今はなるべく薄い方が良いと考える人が多いようです。地域によっても違う気がしますが、ソリウッドのお客様はそういった傾向が強いです。耳つきテーブル用の板は北米産のものであっても日本で製材された板を使用しています。

耳つきテーブルに使用する板は材木市場で仕入れることが多いです。私が市場まで脚を運んで仕入れる板を選んでいます。材木市場セリ形式なので、その時によって価格が異なります。市場価格を見定めて適正価格で仕入れられるように気をつけています。ソリウッドでは自前の木材乾燥庫を使用して乾燥させています。なので、板にかかるコストを安く抑えることが可能になっています。また、材木屋さんが仕入れないような板を仕入れることもできます。それが個性的なラインナップを揃えることにもなっています。

ストレートカットテーブルであっても、耳つきテーブルであっても、テーブルの強度というのはあまり変わりません。見た目が気に入った方を選んで頂ければと思います。樹種的には耳つきテーブルの方が選択肢が増えます。時々珍しい板を仕入れられることもあります。

瑞木@相模湖

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